ガル・ガドット主演のNetflix映画『ハート・オブ・ストーン』の日本版吹替声優が決定した。

「ワンダーウーマン」「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みのガル・ガドットが敏腕スパイ“レイチェル・ストーン”に扮し、「今までの作品の中で最もアクションシーンが多い」と語るほどの怒涛のアクションを繰り広げる。

今回、レイチェル・ストーン役の日本版吹替声優に、『ワンダーウーマン』などで長年ガル・ガドットの声優を務めてきた甲斐田裕子、レイチェルの同僚パーカー役に津田健次郎、謎多きケヤ役に佐倉綾音が決定した。

レイチェルは高い身体能力と天才的頭脳を誇り、“有能すぎて”イギリスの諜報機関MI6と、世界平和のために活動する秘密組織チャーターの2つの組織に所属する超一流エージェント。あるとき武装組織に仲間を殺された彼女は、組織の目的は世界中のシステムを操作できるテクノロジー[ハート]を手に入れることだと知る。スマートフォンから飛行機の操作まで、あらゆる機械にアクセスできる[ハート]が悪用されると世界は崩壊の危機を免れない…。奪われた[ハート]を奪還するためレイチェルは敵組織の足取りを追うが、その背景には予想を超えた事態と驚愕の黒幕が―。

レイチェル役を演じる甲斐田は「ダイアナとはまた違った、新たなレイチェル・ストーンというキャラクターが誕生しました。強さと正義感、人間的弱さと未熟さ。言葉にすると似てますが、いつもと一味違うガルの魅力が満載です。それを日本語でも再現できるよう、精一杯演じました」と、ワンダーウーマンと近い要素に加え、別の魅力も備えたレイチェルというキャラクターを解説。劇中でレイチェルは銃撃戦・肉弾戦で圧巻の戦闘スキルを発揮し、爆発する飛行船から飛び降りるなど全編クライマックス級のアクションを見せるが、甲斐田は「前半で仲間を助けに戻った時の生身でのアクション。乗り物等を使ったアクションも盛り上がりますが、やっぱりガルのキレッキレの身のこなしを見てほしい」と自身注目のポイントも熱弁した。

レイチェルの同僚で、誰にも言えない“秘密”を抱えるエージェントのパーカー役の津田は「またこうしてジェイミー・ドーナンさんの吹き替えをやらせて頂ける事を嬉しく思います」と喜びのコメント。さらに劇中で展開される怒涛のアクションについては、「雪山での追跡シーンがあるのですが、スピード感とオリジナリティ溢れるアクションが満載で見応えのある映像になっています」と力説した。過酷なミッションをレイチェルと共に遂行し、物語を大きく動かす存在となるパーカーに扮した津田の熱演にも注目だ。

悪組織の一員でレイチェルと[ハート]を巡るバトルを繰り広げるケヤ役の佐倉は「本作のような迫力溢れる大規模なアクションを披露するキャラクターの役を実写吹替で演じるのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちで臨みました」と告白。さらに「アクションシーンはもちろんですが、腹の探り合いや本心のぶつけ合いといった、三者三様の過去を持った人間同士の掛け合いシーンもとても楽しく演じさせて頂きました」と語る。圧巻のアクションだけでなく、スパイ映画ならではのキャラクター同士の心理戦や深い人間ドラマも描かれており、その行方も目が離せない。

Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』は8月11日(金)よりNetflixで独占配信