撮影:上飯坂一


佐藤浩市×横浜流星W主演『春に散る』の主題歌、AI「Life Goes On」のミュージックビデオが本日8月3日(木)21:00にプレミア公開される。

数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作を瀬々敬久監督が実写化。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに翔吾はボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを共に⽬指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく―。佐藤浩市が翔吾を導くことで人生に尊厳を取り戻そうとする仁一、横浜流星が仁一と出会い諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を演じ、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝ら発表済みのキャストに加えて、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦ら豪華キャストが集結する。

今回、映画『春に散る』でW主演を務める横浜流星が出演したAI新曲「Life Goes On」のミュージックビデオが完成した。AIキャリアにおいて、自身が登場しない初めてのュージックビデオとなる。主題歌を手掛けた『春に散る』を観たAIが「このビデオはとにかくひたすらカッコイイ映像の連続にして欲しい」と言う希望から、全幅の信頼を寄せる映像監督・番場秀一氏にディレクションを依頼。また、その世界観を表現するに足る人物としてのキャスティングについても、AI、監督、制作スタッフの満場一致で、『春に散る』でW主演を務めた横浜流星に出演をオファーしたところ、快諾し、今回のコラボレーションが実現した。

「Life Goes On」について横浜流星も、“人生は戦いでもあるし、選択の連続で、光があれば闇もある。でも暗闇だからこそ、そこに差し込む僅かな光に希望を感じとることができる。AIさんの曲は、そんな人たちに寄り添って背中を押してくれる人生の応援歌”と称し、<静と動>・<光と影>・<孤独と癒し>、そうした人生sdの対極的な描写を、ロケーション先の限られた空間の中で、丁寧に真摯にディスカッションを重ねて撮影してゆく監督と横浜流星さんの姿は、さながらそれ自体が2人による真剣勝負の試合の如く、緊張感溢れるセッション。シャドーボクシングや印象的シーンのオマージュも取り込むことで、物語上の主人公・翔吾としての面影も垣間見得つつ、そこから広がって「1人の男が歩む人生観を表現した」見応えあるミュージックビデオが完成した。

また、ミュージックビデオ撮影時のスチール写真も公開された。この「Life Goes On」は、8月23日に発売されるニューアルバム『RESPCT ALL』に収録されており、、8月3日(木)から各音楽配信サイトで配信が開始された。

AI「Life Goes On」ミュージックビデオ

※8月3日(木)21:00プレミア公開

横浜流星 コメント

――「Life Goes On」を聴いた時の印象
仁さん(佐藤浩市さん)と翔吾(横浜流星さん)の人生、そして、生き様を書いてくださり、本当に映画を底上げしてくれるような楽曲を提供してくださって、感謝してます。
ただ、仁さんと翔吾の人生だけではなく、本当にたくさんの方に刺さるような言葉が散りばめられていて、人生を歌っている曲だなというのは感じていて、本当に人生というのは戦いでもあるし、選択の連続でもあるし、光があれば闇もあるし、でも暗闇にいる人でも少しの光が刺すし、暗闇だからこそ、その少し刺した光がより輝いて見えるし、希望を感じられる。
なので、そんな人たちに寄り添って背中を教えてくれるような人生の応援歌のような曲だと思うので、自分も聞いた時は、すごく背中を押されました。
素敵な曲をつくってくださり、ありがとうございます。
――ミュージックビデオに出演した感想
翔吾の人生だったり、自分の人生を思い返すような撮影で、すごく印象深い撮影でした。イメージごとに撮影していたので、完成がすごく楽しみです!

『春に散る』は2023年8月25日(金)より全国で公開
監督:瀬々敬久
出演:佐藤浩市、横浜流星
橋本環奈/坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦/片岡鶴太郎、哀川翔
窪田正孝、山口智子
配給:ギャガ
©2023映画『春に散る』製作委員会