マーベル・スタジオ オリジナルドラマシリーズ最新作『ロキ』の撮影裏を映し出す特別映像が解禁された。

世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが贈るドラマシリーズ『ロキ』。シーズン1(2021)は、米国で当時のディズニープラス史上最高のオープニング成績を記録し、世界中を虜にした。そして『ロキ』のシーズン2が10月6日(金)10時よりディズニープラスで独占配信が開始される。

今回、“裏切り王子”の異名を持つヴィランでありながら、なぜか憎めず世界中のファンから愛されるロキの日本版声優に平川大輔の続投が決定した。さらに、ロキの相棒メビウス役に志村知幸、“もうひとりのロキ”シルヴィ役に佐古真弓、〈マーベル史上最凶の敵〉カーンのひとり”ヴィクター・タイムリー”役に中村和正、可愛い時計型キャラクターミス・ミニッツ役に松浦裕美子、ラヴォーナ・レンスレイヤーに鷄冠井美智子、ハンターB-15役に斉藤貴美子の続投も決定。本作から新たにMCUの仲間入りを果たす新キャラクターO.B.役に水島裕の参戦が決定した。

「ソー」シリーズや「エンドゲーム」など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場し、“裏切り王子”と呼ばれるヴィランでありながらも圧倒的な人気を獲得しているロキ。MCUでヴィラン初の主人公の座を獲得し、MCU初の“シーズン2”も勝ち取った愛されキャラクター。そんな彼を10年以上にわたって演じ続けてきた、マーベル作品と“ロキ”をこよなく愛する平川は「ロキが主人公のドラマ作品が決定した時も感慨深かったですが、そのシーズン2が決定し、再び吹き替えを担当させて頂けることが決まった時は本当に嬉しかったです!」と続投に大歓喜。シーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。ミステリアスさが加速するシーズン2では、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために奔走する―。

平川は今回の物語について「いつも周囲を裏切るのに何故か憎めないロキは今回、ミステリアスなタイムトラベルの冒険に出ます。シーズン2でも、皆さんにより愛して頂けるキャラクターになっているのではないかと思います」と“ロキ愛”とともに説明。言葉の端々からロキへの愛着が溢れ出る平川はさらに、「時に狡猾だったり、不敵だったり、かと思えば思いも寄らぬアクシデントに驚いたりガッカリしたりキレてみたり、さらにその微笑みはとてもキュート…。そして時おり見せるどこか寂しげな表情や迷い、苦悩する姿は、神でありながらどこか人間っぽくも見えて親近感を感じさせます。そんなくるくると変わるロキの表情は彼の最大の魅力の1つだと思います」と、熱を込め力説した。

そして今回、“世界の破滅”を防ごうとするロキの前に立ちはだかると言われているのが、『ロキ』シーズン1に登場し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(23)でもメインヴィランとして過激な活躍を見せた“征服者”カーンの変異体と言われる“ヴィクター・タイムリー/在り続けるもの”。枝分かれした歴史の中で様々な“変異体”のカーンが存在していると言われており、マーベルファンでもある平川も「今作は、今後の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と熱烈な期待を込めているように、今後アベンジャーズの前に立ちはだかるであろうカーンの“猛威”と、そんな脅威に嘘と裏切りを駆使して立ち向かうロキの姿に期待が高まる。

『ロキ』シーズン2はディズニープラスにて10月6日(金)より独占配信
© 2023 Marvel