加部亜門&山本奈衣瑠 W主演×磯部鉄平監督『夜のまにまに』が完成、劇場公開されることが決定した。

どこか人任せなフリーターの新平は、幼馴染で彼女の咲と別れた日、 訪れた映画館で佳純と出会う。 意気投合した2人は夜の街を一緒に過ごす。しばらくして新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。 再会に驚く新平だったが、佳純から「彼氏の浮気調査を手伝ってほしい」と言われ、探偵の真似ごとをする羽目に。 強引な佳純に振り回されながらも、少しずつ惹かれていく新平だったが…。

主演には、子役から俳優として活躍し、ドラマ『グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~』では反町隆史の息子役を演じ、映画『きみはいい子』、『ちはやふるー上の句―/―下の句―』などの話題作に出演した加部亜門。『おおかみこどもの雨と雪』では声優としても活躍するほか、現在は毎週日曜テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーガッチャード』に加治木涼役で出演中。ヒロインには、モデルとしてキャリアをスタートし、『猫は逃げた』で初主演を務めた後、『走れない人の走り方』(監督:蘇鈺淳)、『何をそんなに慎ましく』、『ココでのはなし』など主演映画が続いている山本奈衣瑠。

主演2人の他、黒住尚生(『されど青春の端くれ』『やまぶき』『遠くへ、もっと遠くへ』『卍』)、永瀬未留(『渇水』『最後の審判』)、辻凪子(『晩酌の流儀』『凪の憂鬱』『オーファンズ・ブルース』『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!※監督作』)、木原勝利(『東京遭難』『鎌倉殿の13人』)など、話題作に出演する俳優陣が脇を固める。

監督は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭初の3年連続受賞等、国内外の映画祭で多数受賞し、注目を浴びている磯部鉄平監督。前作『凪の憂鬱』は口コミで人気が拡大し、シモキタ-エキマエ-シネマK2では7週間のロングラン上映を達成した。 今回は自身の地元大阪を舞台にラブストーリーを撮影。真面目だがどこか物憂げな青年と、破天荒なほど行動的な女性が織りなす、少し変な2人の「ボーイミーツガール」に仕上がった。

加部亜門(新平役)コメント

その瞬間を忘れる前に走り出さなければいけない時がある。
自分が新たな場所に足を着けた時、自分の中に居るもう一人の自分は何と言うのだろうか。
新平にとっての大人とはなんだろうか。
出会いも別れもまた逢う時も、ゆっくりと流れる車窓のように、人生という一つの帯の中では
等しく大切で暖かいのだろう。
左手にマニキュアを塗るようにいとも簡単に愛を伝えられたら、
そう思う夜も悪くないだろう。

山本奈衣瑠(佳純役)コメント

悲しい事があった時、面白い事があった時、誰かに言いたい聞いてほしい。
一人ではどうにも出来ない 、他人からしたら小さな出来事。
何かとの関わりを無理やり手で掴みながら自分なりの正解を探していく、可愛らしくて
不器用な人間達の色んな夜。
私は、笑えるけど誠実で自由な佳純を演じました。
夜、一人で考え事をしたり思い出し笑いしたりして歩いたどこかの帰り道の様な映画です。
是非見て下さい!^^

磯部鉄平(監督)コメント

上手くいったことや失敗したこと。笑ったことや悲しかったこと。
夜、もう1人の自分と会話しながら歩く。
いつの間にか声が出てて、怪しいけど。
『コーンフレーク』と『凪の憂鬱』。これまでの2本の映画を観てくれて、一緒にやろうと言ってくれたスタッフの皆さん。
そして新しく出会った素敵な俳優さんたちと、新しい映画をつくりました。
磯部鉄平

『夜のまにまに』は2023年冬に特別先行上映、2024年春以降に東京から全国で順次公開予定
監督・脚本・編集:磯部鉄平
出演:加部亜門、山本奈衣瑠
黒住尚生、永瀬未留、辻凪子、岬ミレホ、木原勝利、日永貴子、川本三吉、時光陸、大宅聖奈、辰寿広美
緒方ちか