Amazon Original映画『次元大介』で永瀬正敏が演じる老若男女に擬態する殺し屋に注目だ。

50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇るモンキー・パンチ原作の「ルパン三世」。本作は『ルパン三世』シリーズの中でも随一の人気を誇る次元大介を主役に据えた本格アクション映画。Amazonスタジオと、『ルパン三世』をプロデュースし続けてきた株式会社トムス・エンタテインメントが贈る、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリー。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世と並ぶ人気を誇る次元大介を、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(2014)でも同役を演じた玉山鉄二が9年ぶりに演じる。

俳優業にとどまらずマルチに活躍する永瀬正敏だが、本作では次元大介の敵となる“擬態術を使う殺し屋”の川島武を演じている。あらゆる顔や姿を変え次元大介を惑わせる悪役キャラクターだが、次元役の玉山鉄二やアデル役の真木よう子も“お気に入りキャラ”と絶賛する殺し屋の川島に注目だ。

これまで、映画『64 -ロクヨン-』や『パンク侍、斬られて候』、『星の子』など数々の作品に出演し、俳優としての活動はもちろん、写真家やアーティスト、プロモーションビデオの監督など様々な才能を発揮し活躍してきた永瀬正敏。仕事のモットーは、作品の規模や場所に関わらず“やりたい”という自らの意志を尊重することだと語っていた永瀬が本作で挑むのは、天才ガンマン・次元大介と対峙する“裏社会で生きる殺し屋”の川島武役。川島は老若男女どんな姿にもなれる擬態術を使う殺し屋で、その戦闘能力で次元を惑わせ追い込んでいく重要なキャラクターだ。

作中では、瞬時に顔を変える擬態術で相手を混乱させ、狙いを定めたら獲物を逃さない殺し屋としての使命を全うする川島の姿が描かれる。永瀬は川島の“掴みどころのないキャラクターぶり”に興味を持ったそうで「闇というか影というか、掴みどころがないキャラクターだと思います。果たして本当に生きているのか、存在しているのかも分からないような。それが上手く出せれば良いなと思って演じました」と、役へのこだわりを明かした。そんな永瀬が演じる川島について、主演の玉山鉄二は「川島のアクションが光と影を利用して凄く不気味で。それがルパンファンの自分からすると刺さりましたね。“悪”なんだけど、彼の背景にはドラマがあって。そのドラマがちょっと切なかったりするんです。お気に入りのキャラクターですね」と、ルパンファンから見ても魅力的なキャラクターだと明かしている。

一方、悪名高きスラムを統べるボスにして伝説の元殺し屋と呼ばれたアデルを演じた真木さんは「川島の武器は擬態術なので、アデルや次元の身体能力とは全く違いますよね。彼の擬態術はどうやるんだろうねってマネージャーとも話していました。とても気になる存在です」と言及。次元をはじめ戦闘能力に長けたキャラクターたちが繰り広げるガンアクションと、冷酷非道な殺し屋を見事に好演した永瀬の演技に注目だ。

次元大介は、愛銃(コンバット・マグナム)に不調を感じ、時計屋を営む世界一のガンスミスを求めて数年ぶりに日本を訪れるが銃の修理を断られてしまう。そんなとき偶然時計屋にやってきたのは、悲しき過去を背負う少女・オト(真木ことか)。子供が嫌いな次元だが、ガンスミスの矢口千春(草笛光子)から愛銃の修理と引き換えに裏社会の組織から何故か狙われているオトの護身を頼まれたことで物語は大きく動いていく―。『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』(2021)や、「相棒」シリーズを手がけてきた橋本一監督が、緊迫感溢れる本格ガンアクションを描いたAmazon Original映画『次元大介』はPrime Videoで独占配信中。

『次元大介』はPrime Videoで独占配信中
監督:橋本一
出演:玉山鉄二、真木よう子、真木ことか
さとうほなみ、笹野高史、本宮泰風、波岡一喜、野村祐人、馬場徹、田中要次
永瀬正敏、草笛光子
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