ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』のMovieNEX発売を記念して、ボーナス・コンテンツから主人公の火のエレメント・エンバーと水のエレメント・ウェイドの制作過程にまつわる貴重な映像が解禁された。

本作の舞台となるのは、火・水・土・風の4つのエレメントがそれぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している、色鮮やかな世界[エレメント・シティ]。父の店を継ぐという夢に向かって頑張っていた火の女の子・エンバーは、ある日自由な心を持つ自分とは正反対の水の青年・ウェイドと出会う。共に時間を過ごしていく中でふたりは少しずつ心を通わせていくも、お互いを消してしまう特性を持つ“火”と“水”の2人は、どれだけ仲を深めても触れ合うことすらできない…。正反対の2人の心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起こる―。

今回、MovieNEX発売を記念して、主人公の火のエレメント・エンバーと水のエレメント・ウェイドの制作過程にまつわる貴重な映像がボーナス・コンテンツより2本同時解禁された。

複数の部門がタッグを組み作り上げた「エンバー」

火のエレメント・エンバーのデザインについて、アニメーション監督のグウェンデリン・エンデロルは「部門間の連携が多かった。アニメーション、シェーディング、キャラクターチームとも密接に連携したー効果部門ともね」と語り、通常はミトン型をしている彼女の手を、感情を表したり物を掴めるようにシェーディングチームが指を動かせるようにしたという話や、火の規模や動きの表現で効果部門が活躍し、自然かつアニメーション風の炎を作り上げた話など、試行錯誤が連続の貴重な制作エピソードについて語っている。

リアルと創作の間で悩みながら作り上げた「ウェイド」

水のエレメント・ウェイドのデザインについて、「じっと立ってる時どう見えるかを考えた」、「水は光や周りの風景を映し変化が多い。この映り込みで情報量が増えてしまう。向こう側が透けて見えるのもごちゃごちゃする」、「何が見え、何が見えないかを決めた。例えば口を開いた時、後頭部からそれが見えるか?結論は“見えない”だ」など、多くの部門のスタッフが意見を出し合いながら作り上げた過程を語っています。また、最初はリアルな水を表現していたところ、ピーター・ソーン監督から「リアルでない方がいい」とアドバイスを受けたというエピソードも。透明感を出しながらも水の質感を残し、見づらくないよう注意しながら作り上げた過程に触れることができる貴重な映像だ。

今回売するMovieNEXとデジタル配信(購入)には、解禁された「エンバーとウェイド」の他、劇場公開時に同時上映され話題となった『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く短編アニメーション『カールじいさんのデート』、惜しくも本編に採用されなかった「未公開シーン」、ユニークなキャラクターたちが暮らす美しい都市の舞台裏に迫る「エレメント・シティへようこそ」など、貴重なボーナス・コンテンツを収録している。

『マイ・エレメント』
デジタル配信中(購入)/11月15日(水)MovieNEX発売
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2023 Disney/Pixar