ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン『哀れなるものたち』のスポット映像が解禁された。

原作は日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界をヨルゴス・ランティモスの手によって映像化。物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンの誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。貪欲に世界を吸収していくベラは平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていく―。主人公ベラを演じるのはエマ・ストーン。天才外科医のゴッドウィン・バクスターをウィレム・デフォー、ベラを誘惑し大陸横断の旅に連れ出すダンカンをマーク・ラファロが演じる。

死の淵から新たな人間として蘇り、目に映る全てのものに刺激を受けながら、自分の感情のまま自由に世界を旅するベラを描いた本作の物語。そんな女性が一度は憧れる大胆な生き方を表現するため、同世代の女性から絶大な支持を受ける指原へ、今回のナレーションをオファー。多岐に渡る活躍を見せる彼女だが、意外にも映画の予告ナレーションは初めての経験だったという。

完成した映像は計3種。「もし女性としての生き方を一から選べたら?好奇心のままに世界へ飛び出せたら?」という指原の問いかけから始まり、驚いたり怒ったり笑ったり飛び跳ねたり…!エマ・ストーンが魅せる豊かな表情やセリフに合わせて、息ピッタリの掛け合いを披露し、「自由に生きるって最高じゃない?」という楽し気な声とともに、ベラの生き方や感情の高ぶりを表現したStory編2種。そして、エマ・ストーンと指原の掛け合いが楽しめるQuotes編1種。それぞれ映像の壮大さも相まって、ワクワク感を駆り立てるスポットに仕上がっている。

今回映画の予告ナレーションに初挑戦したことについて「エマ・ストーンさんの作中のセリフに重ねていく形で、掛け合いをさせていただいたんですけど、緊張しましたが嬉しかったです。光栄でした!」とエマ・ストーンへのリスペクトを込めつつ、初挑戦に臨んだ気持ちを明かした。また本作については「おしゃれで色鮮やかな世界観がとにかく最高ですよね。“ウーマンパワー”のような女性の力を表現してる作品もすごく好きなので、公開がとても楽しみです。エマ・ストーンさんがプロデューサーも担当されているので、女性目線で共感できる、自分に重ねてしまう部分もあるんじゃないのかなと思っています」と期待たっぷりのコメントを寄せた。

さらに、S N Sで披露する私服が可愛すぎると度々話題になっている指原。本作の見どころの一つでもある、エマ・ストーンが着こなす衣装の数々については「めっちゃ可愛い!色合いも素敵!」と大興奮の様子で話し、「やっぱり世界観が強い作品って良いですよね。しっかり作られていればいるほど、中に入り込めます」と衣装はもちろん、美術、撮影背景、音楽など監督のこだわりがつまった作品の魅力を笑顔で語った。

スポット映像「Story編(15秒)」
スポット映像「Story編(30秒)>
スポット映像「Quotes編(15秒)」

『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国で公開
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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