悲しいけれど幸せな7日間のラブストーリー『ハピネス』の場面写真が解禁された。

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの――。」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった――。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリーである本作。彼女の突然の告白に戸惑いながらも、幸せな日々を一緒につくりあげることに協力する雪夫役には窪塚愛流。心臓の病気のため、医者から余命1週間と告げられた高校2年生の由茉役に蒔田彩珠。17歳という若さで逃れられない運命に対する絶望や動揺、怒り、悲しみなど、すべての感情を抱え込んだ上で、慎重に生きることよりも、残りの人生を笑顔で、幸せに過ごすことを選んだ2人を好演する。

今回解禁された場面写真では、公園のベンチで画集を開く由茉とそれを見つめる雪夫の姿、そして高校の美術室でデッサンの手を止めて談笑する2人の様子が映し出されている。放課後の美術部の活動を通して出会い、お気に入りの画集を見たり、好きな絵画の話をしながら次第に惹かれあっていく2人の初々しい表情が印象的なカット。「今までどおり、キミと一緒に笑顔で過ごしたい」、残された時間が僅かだと知った時、由茉が望んだ2人の<幸せな時間>。互いの恋心を募らせていく、キラキラと輝く時間を感じる心温まるシーンになっている。

併せて雪夫と由茉を見守る家族たちの写真も解禁された。初めて由茉の家を訪ね緊張の面持ちの雪夫を温かく迎え食卓を囲む様子や、雪夫の不安な気持ちを和らげようとする姉・月子の姿など、計7点の場面写真が解禁となります。命が燃え尽きる瞬間まで、愛する人のぬくもりを感じ続けていたい─。17歳という若さで逃れられない運命に対する絶望や動揺、怒り、悲しみなど、すべての感情を抱え込んだ上で、慎重に生きることよりも、残りの人生を笑顔で幸せに過ごすことを選んだ2人の、悲しくて、最高に幸せな7日間の物語。自分らしく生きるということがどれほど尊くて、ハピネス<幸福>なことなのか…。

『ハピネス』は2024年5月17日(金)より全国で公開
監督:篠原哲雄
出演:窪塚愛流、蒔田彩珠
橋本愛、山崎まさよし、吉田羊
配給:バンダイナムコフィルムワークス
© 嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会