悲しいけれど幸せな7日間のラブストーリー『ハピネス』のポスタービジュアルが解禁され、併せて主題歌が三月のパンタシア「僕らの幸福論」に決定した。

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの――。」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった――。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリーである本作。彼女の突然の告白に戸惑いながらも、幸せな日々を一緒につくりあげることに協力する雪夫役には窪塚愛流。心臓の病気のため、医者から余命1週間と告げられた高校2年生の由茉役に蒔田彩珠。17歳という若さで逃れられない運命に対する絶望や動揺、怒り、悲しみなど、すべての感情を抱え込んだ上で、慎重に生きることよりも、残りの人生を笑顔で、幸せに過ごすことを選んだ2人を好演する。

今回、 残された日々を笑顔で<幸せ>に過ごすと決めた、雪夫と由茉の愛おしさ溢れる本ポスタービジュアルが解禁された。由茉の背に顔を寄せる雪夫の儚げな表情と、憧れのロリータファッションに身を包み、優しく雪夫を見つめる由茉の温かな眼差しに、互いの愛情の深さを感じる印象的なビジュアルになっている。また、そんな2人を見守る家族たち、由茉の両親を演じた山崎まさよし、吉田羊、雪夫の姉・月子を演じる橋本愛の温かな表情も捉えている。

主題歌を担当するのは、10代~20代を中心に圧倒的な支持を集めるボーカルの「みあ」を中心としたユニット・三月のパンタシア。本作のために書き下ろした主題歌「僕らの幸福論」は、作詞を手掛けた「みあ」が、愛を知ることで強くなれた雪夫の想いと惹かれあったまま引き裂かれる<幸福>をテーマに、雪夫の気持ちに寄り添うように歌いあげる。今後の楽曲解禁に期待が高まる。

三月のパンタシア みあ コメント

この映画は、生きることの意味、生まれてきた意味、そして死ぬことの意味を深く感じさせてくれる作品だと思います。
それはきっとひとりきりでは知ることができなくて、大切な人と出会えたことではじめて気づける。肌と肌の重なり合う優しい体温や命のぬくもりを感じながら、はじめて愛という幸福に触れられる。映画の中の雪夫と由茉のふたりを見つめながら、そんなことについて考えさせられました。主人公の雪夫が愛を知って強くなれた想いや、惹かれあったまま引き裂かれる幸福について歌詞を書き、雪夫の気持ちに寄り添うように歌っています。映画とともに愛してもらえたら嬉しいです。

『ハピネス』は2024年5月17日(金)より全国で公開
監督:篠原哲雄
出演:窪塚愛流、蒔田彩珠
橋本愛、山崎まさよし、吉田羊
配給:バンダイナムコフィルムワークス
© 嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会