ドラマ『アイのない恋人たち』制作発表会見 キャスト陣が“愛してやまないもの”は？

ドラマ『アイのない恋人たち』の制作発表会見が1月14日（日）に都内で行われ、福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希が登壇した。

ABCテレビが日曜夜10時に全国ネットで放送している連続ドラマ枠。1月21日に放送開始される本作は、脚本家・遊川和彦によるオリジナル作品。主演の福士蒼汰、ヒロイン役の岡崎紗絵に加え、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら実力派キャストが集結する。

本作について「個性的なキャラクターが見どころ。恋愛を通してどう成長していくか」と見どころを語る福士は「ちょっと突き刺さる部分があるんじゃないかな」と共感を呼ぶ物語だという。岡崎は「ラブストーリーだけじゃなくて、一つの枠に収まりきらないドラマ」といい、「成長する姿に勇気をもらえる」と魅力を語った。

さまざまな意味の“アイ”の意味合いを含む本作のタイトルだが、撮影現場での愛されキャラについては「福士くんも素敵な現場作りをしてくれて」と話しつつ「話題に上がるのは前田公輝くん」と振り返り、「自分の控室でみんなの控室に聞こえるくらい歌ってた」と明かし、会場を沸かせた。

一方で「本郷さん」という深川は「話す言葉の一つ一つが面白くて、ギャップにあふれた方」と明かした。また、福士と前田との3人のシーンでは「あんなに楽しそうに話している本郷さん初めて見た」というスタッフの声もあったといい、「みんなで盛り上がってワーワー騒いでいたら、スタッフさんに『本番やりたいんですけど』というのが5回くらいあった」と笑いを誘った。また、福士が愛されキャラという前田は「現場が柔らかくなる」といい、「空気作りは座長としてお世話になっています」と称賛した。

福士・本郷・前田が演じる3人が15年前の同級生ということにちなんで、自身の15年前と変わった点を聞かれた成海は「味覚は少し変わってきているのかな。苦手な食べ物がたくさんあったんですけど少しずつ食べられるようになったり」と明かした。前田は「お話をすることが好きなのでタレントを志望していたんですけど、映画に出会って、だいぶ向き合い方が変わった」と振り返った。

また、学生時代に憧れていたことについては「小中でバスケをやっていたので、寝る前は自分がうまいのを想像して寝ていた」という福士は「成長した自分に憧れて過ごしていた」という。これに佐々木も「分かります。新体操をやっていたんですけど、うまくなっている自分を想像して、大会で一位になる姿を想像して」と共感しつつ、「安室奈美恵さんはファッションも本当に今でも大好きです」と笑顔を見せた。

さらに“誰にも負けない愛してやまないもの”をフリップで発表。「ワンニャン」と書いた福士は「動物をずっと見ちゃう。道端でも足を止めちゃうし、動画でも」と笑顔を見せた。岡崎は「神社。学生の頃から一人で行くくらい。御朱印長が5冊くらいになりました」と明かした。「資産」と書いた本郷は「資本主義だから。現代社会、ちょっとしたことがあったらこの仕事続けていけなくなっちゃう。そんな時でも助けてくれるのが資産。人とかは離れていってしまう、仕事も失ってしまう。構築してきた資産は裏切らない」と答え、笑いに包まれた。

「音楽」と書いた成海は「音楽を聴く時間を一番愛しています」と答え、「ディズニー」と書いた前田は「一緒に行ったら楽しませる自信がある」と会場を沸かせた。「スノードームがあったら買って部屋に置いてる。集まってるとかわいいんです。行った場所の記念にもなるし、眺めているのも好き」という深川は「家に30～40個くらい」あるという。「朝ラー」と書いた佐々木は「朝開いてるお店を調べてラーメン」と明かした。

愛している趣味やルーティーンについては「ルーティーンは言語の勉強と筋トレを毎日やる。今年からはよりハードめにやっていこうかなと」という福士は「今年の抱負を発表します。目移りせずやらないことを決める。やることだけを貫いてやりきる。好奇心があるのでやりたくなっちゃうんですけど、やらなきゃいけないことをやる」と宣言した。また、岡崎は「乾燥がひどいので毎日パックをする。加湿をする。乾燥させないことをルーティーンにしています」と明かした。

仲の良さをうかがわせるキャスト陣だが、その撮影現場で話題になっているのは「ポケモン。何の世代？って」と明かす本郷。一方で岡崎は「鍋とマッサージ」といい、深川は「身体メンテナンストーク」と笑顔を見せた。

さらに、その撮影現場では“愛を感じる”こともあるといい、福士は、前田が一生懸命練習している際に「本郷さんが『いつも助けられてるよ』って言っていて、包んでくれている」と2人のやり取りを明かした。

【写真・文／編集部】