第76回カンヌ国際映画祭オープニング作品『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』のWEB限定ポスタービジュアルが解禁された。

本作は18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、ルイ15世の最後の愛人となった“デュ・バリー夫人”ことジャンヌ・デュ・バリーの愛と波乱に満ちた生涯を描いた本格派エンタテインメント。実際の舞台となるヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影が遂行され、シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供し、贅を尽くしたフランス宮廷を見事に再現した。フランス国王史上一の美男にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世をジョニー・デップが自身初の全編フランス語で挑み、さらに『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(15)の監督で知られるマイウェンが本作では監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じた。本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品にして、本国フランスで大ヒットを記録した話題作。

今回、日本限定のWEB限定ポスター6種類が解禁された。ジョニー・デップ演じる国王ルイ15世がジャンヌにあてた愛の言葉、「私は恋に落ちた 天もうらやむほどに」や、「彼女と共にいたい 日が昇る時も。日が沈む時も。」というセリフのポスター、「どんな人生を望む?好奇心に満ちた人生よ。」「あなたは私を愛していない。未知の私に興奮するだけ」といったジャンヌの素直で力強いキャラクターがうかがえるセリフを切り取ったポスターなど、劇中の名セリフと、ヴェルサイユ宮殿の中や庭、宴の場面など目を奪われるシーンの写真があわさったインパクトあるポスターになっている。

本作はジョニー・デップが初めて全編フランス語での演技に挑戦していることが話題となっているが、デップはフランス語演技について次のように語る。「例えば発音をつきつめるとなると、私がフランス語を少し話せるとしても18世紀のフランス語にできるだけ近づけるために、良いコーチと特訓をしたでしょう。しかし私の目標は、この問いからできるだけ自分を切り離すことで、できるだけ自然な形で言葉が口から出てくるようにし、演技や仲間の演技に集中できるようにすることでした。言葉の壁をこえて、母国語で演技するときのように、言葉の背後にあるものを探ることができるように。正確な発音に囚われて台本に集中してしまえば、自分の周りで起こっていることに反応できなくなってしまいます」

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』は2024年2月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開
監督:マイウェン
出演:マイウェン、ジョニー・デップ、バンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・リシャール 、メルヴィル・プポー、パスカル・グレゴリー
配給:ロングライド
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