加藤小夏 1st写真集『二日月』の発売記念イベントが2月3日(土)に都内で行われ、取材会に加藤小夏が登壇した。

女優・加藤小夏の1st写真集『二日月』。撮影は、昨年の6月26日、まさに彼女の24歳の誕生日当日から台湾の台中・嘉義エリアにて行われた。終始リラックスした撮影では、普段あまり見せることのないキャミソール姿やホテ
ルの一室でのひと時など、写真集でしか見ることのできない貴重な写真をふんだんに収めており、一冊を通して加藤小夏の唯一無二の透明感と美しさを堪能できる写真集に仕上がっている。撮影を手掛けたのは、これまで数々の女優や女性アイドルの写真集を担当してきたフォトグラファー・細居幸次郎。彼女が10代の頃から定期的に撮影してきた同氏だからこその距離感で撮られた加藤小夏の自然体な表情や姿、その写真一枚一枚に注目だ。

今回が初の海外だという加藤だが、台湾での撮影は「最高でした。ご飯もおいしい、人も優しい、景色も素晴らしい。一緒に行ったみなさんが本当に温かくて、いい写真集を作ろうという同じ志を持って行けたのも、全部が最高な経験でした」と笑顔を見せた。特に思い出に残っているのは「スイカのジュースがおいしくてずっと飲んでいて。タイトルも『スイカジュース』でいいんじゃないかなと現地では思っていたんですけど、それくらいスイカジュースがおいしかった」と語った。

一方で、表紙のカットではマンゴーを手にしているが「日本にいる間は苦手で、現地で借りたスタジオでご厚意でマンゴーを出してくださって」と振り返りつつ「食べたらフルーツの中で一番おいしくて、インパクトが強くて。その顔がよかったからこの表紙になったと思います」と明かした。

台湾で撮影することになった経緯は「編集の方が『ぜひ台湾で』と。『絶対に合うと思います』」という思いを受けて決まったというが、「(海外に行くことが)想像もしていなかったので、詳しい方に任せたほうが絶対にいい。合うと言ってくださるなら台湾なんだろうな」と決めたという。その初海外については「全然緊張しなくて楽しみが勝っていて。行ってからも、ご飯何食べようとか楽しみなことしかなかった」と明かした。

さらに次に行きたい場所については「台湾です」と即答する加藤は「帰ってきた日から“台湾に行きたい”というくらい最高な旅だったので。スイカジュースも飲みたいし、マンゴーも食べたいし、たぶん次も台湾に行くと思います」と思いを語った。

タイトルの『二日月』については、たくさんあがった候補の中から選ばれたといい「三日月よりも細い月で、1時間くらいしか見ることができない月。私とリンクしてくだったみたいで、消えちゃいそうな雰囲気だったりとかを重ねてくださったり」と理由を明かし、「女優として始まったばかりと書いてくださっていて、その月とこれから満月のように輝いてほしい」という思いを受けたこのタイトルが「私の心に刺さって」決まったという。

また、「目標を言うのが苦手なんですけど」と話しつつ「現場が大好きで、撮影が楽しくて仕方がなくて。その気持ちをずっと絶やさずに、忘れずにいたい。見てもらわないことには始まらないので、多くの方に作品を届けられるような一年にしたいと思います」と抱負を語った。最後に加藤は「ありのままの私が写っていると思います。新しい私を知ることができるんじゃないかと思います。ぜひゆっくり、じっくり見てもらえたら」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

「加藤小夏 写真集 二日月」
発売日:2024年2月2日(金)
定価:3,300円

「加藤小夏 写真集 二日月」(東京ニュース通信社刊) 撮影/細居幸次郎