Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』のインタビュー映像が解禁された。

1988から1996年に「モーニング」(講談社)で連載された、累計発行部数3,200万部(紙・電子)を突破する大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(作・かわぐちかいじ)を原作とし、主演・大沢たかおで実写化され、2023年に公開された映画『沈黙の艦隊』。劇場未公開シーンをふんだんに加え、その後のストーリーを描いた全8話の“完全版連続ドラマ”として配信される。2月9日(金)に1~6話、2月16日(金)に7~8話が配信される。

今回、大沢たかおをはじめとする豪華キャスト陣がそれぞれの役柄や撮影秘話について語るインタビュー映像が解禁され、併せて緊迫する人間ドラマを繰り広げた本作のメイキング写真が公開された。

ドラマシリーズの見どころの一つは、逃亡を続ける海江田と彼を追う<たつなみ>の艦長・深町(玉木宏)という対立する二人の物語。冷静沈着で過酷な判断も淡々と下す海江田と、情に厚く決して仲間を見捨てない熱さをもつ深町という、自らの正義を胸にぶつかりあう正反対な2人の衝突が描かれる。異なるリーダー像を描いた2人を見事に演じた大沢、玉木について、インタビュー映像内でも共演者やスタッフ陣が口々に絶賛している。原作のかわぐちかいじは大沢演じる海江田を撮影現場で目の当たりにして「発令所の中にスポットライトがポンっと当たっていて、大沢さんが白い正帽を被って立ってらっしゃったんですが、帽子のフチの少し上がった所から目がキラッと光るんです。その時、『あ、海江田だ』と思いました」と太鼓判を押している。

また、<やまと>の副長として海江田を支える山中栄二を演じ、撮影中には大沢を一番近くで見ていた中村蒼は「人間としての大きさや深さがあふれ出ていて、まさに大沢さんにしかできない役柄だなと思います。毎日大沢さんの凄さには慣れることなく、圧倒されながらお芝居をさせていただきました」と、大沢のカリスマ的な魅力を語る。吉野耕平監督は「目が離せなくなるような魅力を見せられるように大沢さんと話し合って作り上げていきました」と海江田の役作りに対するエピソードを明かしている。

物語の中で描かれる苦悩と葛藤の中で変化していく深町の姿を見た主演兼プロデューサーの大沢は「実は深町はある意味本作の主役なんです」と本作において重要なキャラクターであることを熱弁。そんな深町を演じる玉木について、<たつなみ>の乗組員・南波栄一を演じたユースケ・サンタマリアは「芝居の的確さと役者としての頼もしさがあります。海軍(海上自衛隊)の人間っぽさがにじみ出ていて、彼にすごく合ってると思います。声も良いので号令のシーンがとても様になっていて、彼の声に聞き惚れてしまいます」と語り、同じく<たつなみ>の副長・速水貴子を演じた水川あさみも「速水が深町のことを信頼していくようなイメージでお芝居しています。安心感があるので、深町が玉木さんで良かったなって思いながら演じています」と役さながらに全幅の信頼を置いている。

また、<たつなみ>と同じく<やまと>を追う存在として注目してほしいのが日本の政治家たち。日本を守るために<やまと>との交渉に臨む官房長官・海原渉を演じる江口洋介は「緊張感のある撮影がずっと続いていて、まさに潜水艦の中みたいでした」と、重大な政治的判断を迫られる日本の政治家たちの緊迫したシーンの撮影を振り返る。ニュースキャスター・市谷裕美を演じた上戸彩は「真実を追い求める役柄なので、目力や訴える心の強さを意識して演じました」と語っている。

彼らが演じる政治家たちやマスコミの活躍も、本作で描かれるそれぞれの正義を胸にぶつかり合う人間ドラマに厚みをもたせており、大沢も「政治家たちの悩みやそれに向き合っていく姿に勇気をもらいました。そして彼らを演じる皆さんが日本人として、俳優として、いろんなエネルギーをぶつけている様を見て感動しました。見どころが本当にたくさんある作品だから、是非見てほしいです」と自信を見せている。劇場版以上に激化する潜水艦アクションに、さらに深くなる人間ドラマが描かれる“完全版”連続ドラマである本作。豪華キャスト陣が繰り広げる濃密な人間ドラマに注目だ。

インタビュー映像

『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』は2024年2月9日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信
※2月9日(金)1~6話、16日(金)7~8話
出演:大沢たかお、玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、中村蒼
松岡広大、前原滉、水川あさみ、田中要次、田口浩正、アレクス・ポーノヴィッチ、リック・アムスバリー
橋爪功、岡本多緒、手塚とおる、酒向芳、笹野高史、夏川結衣、江口洋介
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