全世界で一大ブームを巻き起こしたホラーゲームをブラムハウスが映画化『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の本編映像が解禁された。

北米および各国で昨年10月27日から公開され、初週の週末興収ランキングで1位発進、その後も破竹の勢いは止まらず全世界興収累計2億8,800万ドルを稼ぎ出し、ブラムハウス製作作品としては史上最高興収記録を樹立した本作。マイク役を演じるのは『ハンガーゲーム』シリーズでお馴染みのジョシュ・ハッチャーソン、共演にはエリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラードらを迎え、本作の重要キャラであるアニマトロニクスのマスコットたちは、マペットや「セサミストリート」などコミカルな動きのキャラクターを手掛けることを得意とするクリエイター集団ジム・ヘンソン・クリーチャーショップが制作している。

今回解禁された本編映像は、<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>のある区域の巡回を以前から担当している警察官ヴァネッサ(エリザベス・レイル)が、マスコットたちが踊るステージを慣れた手つきで起動させるシーンから始まる。ヴァネッサの「覚悟はいい?」との合図に怪訝な表情を浮かべるマイク(ジョシュ・ハッチャーソン)がステージの方を向くと…。幕が開き、スポットライトが輝きはじめ、年季の入った怖カワマスコットたちが軽快なリズムに乗ってショータイムが始まる。

フレディがマイク片手に歌い出し、ボニー、チカとMr.カップケーキ、フォクシーたちがノリノリでライブを披露。困惑気味のマイクにヴァネッサが彼らのリズムに合わせて「踊らない?」と提案するもその直後、老朽化しているが故か、マスコットたちが故障をおこしてあえなくステージは終了してしまうのであった。

<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>と古くから関わりをもつことがうかがえるヴァネッサは、この謎に満ちた廃レストランの夜勤を任された主人公マイクに親身に接しつつも、マスコットたちの”秘密”についても何か事情を知っていそうな様子。果たして彼女の正体とは?深まる謎とともに怖カワマスコットたちのユニークな挙動に映画の世界観へ期待が高まる映像となっている。

謎多き警察官ヴァネッサ役を演じたエリザベス・レイルについて監督のエマ・タミは「ヴァネッサは色々な意味でものすごく複雑なキャラクターで警察官だけど、密かにある思惑を抱いている。エリザベスはヴァネッサという役に信ぴょう性を持たせてくれた。パロディー的な存在にするのではなく、役に奥行きと共感性をもたらしてくれた。彼女は強い人間だけど、弱さやもろさも持ち合わせている。難しい役だけど、エリザベスは見事に演じてくれた」と賛辞を贈る。

また、ゲーム原作者スコット・カーソンもレイルの演技に感嘆したようで、「ヴァネッサは一見強そうに見えて、内側では苦痛や葛藤を多く抱えている。そんな複雑な人物をエリザベス・レイルは真実味あふれる演技で表現してくれた。素晴らしい俳優だよ。撮影中、彼女の演技を見ながら何度もエマにメールを送ったよ。『分かっていると思うけど、ヴァネッサ役に彼女を選んだのは僕だよ』ってね」とアツいコメントを語っている。

本編映像

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は全国で公開中
監督:エマ・タミ
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラード
配給:東宝東和
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