ニューヨーク、そして全世界の夏が凍る!?―『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の本編映像が解禁された。

本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量出現!悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界に―。日々、ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる”デス・チル”のパワーを持つ<史上最強ゴースト>であることを突き止めるが…。製作・脚本は前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』監督・脚本のジェイソン・ライトマン。ポール・ラッドやマッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンをはじめとする前作キャストはもちろん、80年代版の元祖ゴーストバスターズメンバーであるビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンや、さらにひとクセもふたクセもありそうな新キャストたちも参戦する。

今回解禁された本編映像は、とあるゴースト退治の事件をきっかけに、まだ子どもだからとゴーストバスターズの活動を制限されてしまったフィービーが公園で一人寂しくチェスに興じる場面から始まる。自陣の駒を動かした後、敵陣の駒を動かそうとすると勝手に駒が動きだして戸惑う表情を見せるフィービー。思わず周囲を見渡すがまわりに人の気配はなく、恐る恐る駒を動かすとまた敵陣の駒がひとりでに動き出す。楽しくなってきたフィービーが対局に夢中になっていると、相手の動く駒から突如として手の輪郭が見えたかと思うと、「ばあ!」と体の周りに炎をまとう少女のゴーストが姿を現したのだった。

フィービーが出会ったゴーストの少女の名前はメロディ。過去にニューヨークのダイナーで起きた火事で亡くなってしまった10代の少女のゴーストで、彼女のまわりでゆらめく炎はその名残のようだ。バスターズの仕事から一人だけ外されて孤独を感じていたフィービーは、この出会いをきっかけに年齢の近いメロディに徐々に心を開いていくようになる。フィービーがメロディと出会ったのは偶然なのか、なにか裏があるのか…、いずれにせよ人とゴーストの垣根を越えて育まれる2人の関係が本作のストーリー展開に大きく影響することは間違いない。

メロディ役の女優エミリー・アリン・リンドは、大人気ドラマのリブート版である新たな「ゴシップガール」に出演しブレイク。「彼女はウィットに富んだ存在です」と自身が演じたキャラクターを紹介。加えて「公園で人間にいたずらをするのが好きですが、フィービーはそれに動じません。2人は話し始め、お互いにとてもよく似ていることにすぐに気づきます。2人とも、あらゆる意味でアウトサイダーなのです。多くの人が、自分は他の人とは違うと感じながら育っていると思いますし、自分の仲間を見つけたなら手放さないことが大切です。フィービーが好むと好まざるとにかかわらず…ゴーストとゴーストバスターの間に友情は成立するのでしょうか?」とフィービーとの関係についてコメントしている。

本編映像

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は公開中
監督:ギル・キーナン
出演:ポール・ラッド、マッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーン、セレステ・オコナー、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン