乃木坂46一期生 高山一実の長編デビュー小説で、劇場版アニメが公開中の『トラペジウム』のコミカライズが決定した。

2018年に発売された原作小説は「平成世代に売れた本1位」(2019年日販WIN+調べ)にも輝き、若い世代から圧倒的な支持を集める作品で角川文庫より発売中。5月10日(金)には劇場版アニメが公開された『トラペジウム』のコミカライズが決定した。8月から、 カドコミにて連載開始予定。

連載開始に先立ち、主人公・東ゆうを中心にしたメインキャラクターの少女たちが朝焼けを臨むキービジュアルが公開された。作画を担当するのは、人気イラストレーターの和遥キナ。可愛いさの中に確かな意志の強さを合わせ持つ少女たちのイラストが『トラペジウム』の世界観にぴったりとハマり、まっすぐにアイドルを目指す10代の少女たちが瑞々しく描かれている。

高校生の東ゆうは、幼い頃に異国の地で見た日本のアイドルに心奪われ、密かにアイドルになることを夢見ていた。その夢を叶えるため、自身に次の4箇条を課す。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」そして、「東西南北の美少女を仲間にする」。自身が住む「東」を起点に、各方位の仲間集めに奔走するゆう。高校生活のすべてをアイドルという夢に捧げた彼女がたどり着くのは、どんな未来なのか――。アイドルという輝かしい世界、それを夢見る10代の少女たちの刹那的な時間、美しさ、そして脆さ。そのすべてを詰め込み、アイドルとは、夢とは何かを問いかけ続ける圧倒的な青春物語。

原作『トラぺジウム』

著者:高山一実
定価:1,540円(税込)
発売日:2018年11月28日(水)
判型:四六判
ページ数:240ページ
ISBN:978-4-04-068696-7
発行:株式会社KADOKAWA