ジェダイの黄金期を舞台に描くオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』の日本最速特別上映会イベントが6月4日(火)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、諏訪部順一(ソル役)、ファイルーズあい(メイ役)、武内駿輔(ヨード・ファンダー役)が登壇した。

全世界を興奮と歓喜で満たし、社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。ジョージ・ルーカスが生んだ銀河は未だ広がり続け、「マンダロリアン」シリーズや『オビ=ワン・ケノービ』などオリジナルドラマシリーズやアニメーションシリーズで正史と繋がる物語の数々を世に送り出し続けている。『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を追うオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』。

今回、初めて『スター・ウォーズ』作品に出演し、「熱量の高い方がたくさんいらっしゃるんだなと感じられる素晴らしい作品だと感じて」というファイルーズは「主役に選んでいただけて光栄だなと思いました」と挨拶、「とてもうれしかったです」という諏訪部は「世界中で愛されている作品なので参加できたことは光栄です」と話し、武内は「『アコライト』は実際見てみて今まで楽しんくださっていた方でも、『こんなスター・ウォーズ見たことない』というような場面とか表現、色使いも僕自信やっていて楽しかったので早く見ていただきたい」と本作への思いを語った。

『スター・ウォーズ』との出会いについては「この作品で初めてちゃんと見た」というファイルーズだが「何の作品のオーディションか現場に行くまで分からないんです。『大きな作品のオーディションです。身一つで来てください』と言われて」といい、「(オーディション現場で)台本を渡されて、『映像を流しておくから確認してください』と言われて。文字を見て、ジェダイって聞いたことあるな、ファースって聞いたことあるなと思って、『これってもしかして?』(と言ったら)、『スター・ウォーズです』と」とやりとりがあったことを明かし、「『スター・ウォーズ』初心者ですけど見やすかったので、この作品に出会えてよかった」と語った。

諏訪部は「作品として見たのは『帝国の逆襲』かな」といい、「オーディションで何の作品か分からずに行って、どの役を受けるかも分からずに行って、『これ、もしかして…』」と驚いた様子を見せた。また、改めて作品を時系列を追って見返したというが「浪川くん、声若いなと」と笑いを誘った。武内は「印象に残っているのはダース・ベイダーのデザイン。家でも真似していたくらい」と明かし、「アナキンが個人的に好き。こういう作品にいつか出られたらと思っていた」と喜びを見せた。

本作ではミステリアスなメイを演じるファイルーズだが「今の時点で言えることは、悲劇の過去をもったミステリアスな女性」と言葉少なに語り、諏訪部も「ネタバレになっちゃう。ソルはジェダイマスターなのでよくできたジェダイです」と言葉を選びながら説明した。

また、武内は「ジェダイであることに誇りを持っている」と語りつつ、「若者らしいジェダイ。本当に優等生。そこが嫌味ったらしい時もあるんですけど、時にはコメディに映ったりして表現の幅は広いキャラクター」と自身の役柄について語った。

さらに、本作の見どころについては「初心者も入り込みやすい物語の作りになっています」と話すファイルーズは「音響監督さんがめちゃくちゃ『スター・ウォーズ』が大好きな方」と明かし、「きっと従来のファンの方、『スター・ウォーズ』大好きなみなさんがご満足いただける素晴らしいクォリティになっていると確信しています」と自信を見せた。

諏訪部は「アクションシーンはマーシャルアーツのトレーニングも積まれてやって、格闘シーンは見応えがある」、武内も「戦闘シーンも実戦時というか。今回はかなりより『スター・ウォーズ』の世界観が現実的になった気がして。現場の雰囲気が匂いまで伝わってくるような生々しさと、対人関係も現実的な要素が多い」と本作の魅力を語った。

また、諏訪部は「今まで映像化された作品の中で一番古い時代を描いた作品なので、これ見たらこの先ずっと『スター・ウォーズ』シリーズを見ていくとより世界が深まって、どんどん沼に入るんじゃないかと思います」とアピールした。

【写真・文/編集部】

『スター・ウォーズ:アコライト』は6月5日(水)よりディズニープラスにて初回2話日米同時独占配信開始
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