“オハナ”は家族。家族はいつもそばにいる。何があっても―完全実写化『リロ&スティッチ』の日本版声優としてプリークリー役を三ツ矢雄二が続投することが発表された。

『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こした「リロ&スティッチ」を完全実写化。両親を失い姉と2人で暮らす少し変わった少女リロ。友達ができず、いつもひとりぼっちの彼女に前に現れたのは、見た目はモフモフで超キュートなのに、ものすごく暴れん坊でイタズラ好きな不思議な生き物だった。その正体がエイリアンとも知らずに“スティッチ”と名づけ、彼を家に連れ帰るリロだったが、その出会いは思いもよらぬ大事件と、素晴らしい“奇跡”の始まりだった─。ハワイを舞台に、ひとりぼっちの少女リロと暴れん坊のエイリアン・スティッチ、ふたりの奇跡の出会いとかけがえのない家族(オハナ)の絆を描く感動のハートフル・ファンタジー。オハナは家族。家族はいつもそばにいる──何があっても…。

今回、スティッチを追いかけてきた銀河連邦の地球に詳しいエイリアン・プリークリー役の日本版声優に、アニメーション映画『リロ&スティッチ』でもプリークリーの声を担当した三ツ矢雄二が続投することが発表された。少女リロと姉のナニは両親を亡くし2人きりで生活することになるが、ひとりでリロを育てようと奮闘するナニは若すぎるがゆえに失敗ばかり…。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチだった。プリークリーは、そんなスティッチを捕らえるためジャンバ博士と共に地球に送り込まれた、銀河連邦の地球に詳しいエイリアン。

先日、スティッチ役の日本版声優として山寺宏一の続投が発表された際には、SNS上でも大きな盛り上がりを見せたが、同時に三ツ矢のプリークリー役続投を切望する声も多数寄せられた。そんなファン待望の“三ツ矢プリークリー”の決定を受け、三ツ矢本人は「実写版になると噂で知った時、とてもエキサイティングなお話で興奮しました」と振り返り、「自分がまたプリークリーを演じる事ができるかどうか不安でしたが、オファーがあった時は飛び上がって喜びました。プリークリーは自分によく似たキャラクターで大好きだからです」と、喜びをあらわにした。

また本作では、エイリアンのジャンバ博士とプリークリーが地球に潜伏する際、アニメーション版のようにただ変装するだけではなく地球に馴染むために実際の人間の姿に擬態する。そんな実写版ならではの描き方について、「プリークリー本体の姿もリアリティがあって驚きましたが、人間の姿になってからも、プリークリーの性格は変わらず、可愛くて、ちょっとドジで、憎めない設定はそのままで、演じていて本当にワクワクしました」と語り、「プリークリー本体の時は、今まで通りのイメージで演じましたが、人間の姿になってからは、声のトーンを抑えて、役者さんの見た目のイメージを意識して、演技に工夫をしました。難しい挑戦で、とてもやりがいがありました」と、エイリアンの姿と人間の姿で声を演じ分けるというこだわりも明かした。

そして「プリークリーの声は三ツ矢さん以外いない」と期待しているファンの声に対し、「ウワー、ものすごく嬉しいです。僕もプリークリーは大好きなキャラクターなので、皆さんに支持してもらえて光栄です。今回の実写版も、思いっきりプリークリーしてますから、楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

また、三ツ矢と同じく、スティッチ役で続投となる山寺宏一との共演について聞かれると、「尊敬する後輩の山寺さんとご一緒できて、幸せです。山寺さんのスティッチも唯一無二の名演です。他の人は、絶対できない。山寺さんが、物語を引っ張ってくれて、作品的にもスリリングでハッピーなものに仕上がったと思います。」と、おなじみの“山ちゃんスティッチ”が今作でも存分に魅力を発揮していることを明かしつつ、「スティッチが、どのように地球にやってきて、周囲の人々をひっかきまわし、人々を幸せにする存在に成長するかを見て欲しいですね。もちろん、ちょっぴり『おじゃま虫』のひょうきんでお茶目なプリークリーの活躍もお見逃しなく!」と、さらに期待を膨らませた。

『リロ&スティッチ』は2025年6月6日(金)より公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)、マイア・ケアロハ(リロ役)
©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.