人間が、人間ではなくなる世界――『28年後...』の“28年後の世界を警告する”特別ポスタービジュアルが解禁された。
始まりは―― 10,288日前。人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、未曾有のパンデミックにより、文明は崩壊。<感染者>は人間性を無くし、人間ではないものに変わり果てた28年後の恐ろしい世界で、感染を逃れたわずかな<人間たち>の命がけのサバイバルを、アカデミー賞®受賞監督のダニー・ボイルとアカデミー賞®ノミネート脚本家アレックス・ガーランドが、徹底したリアリティと緊張感・臨場感を追求して映画化したサバイバル・スリラー『28年後...』。人間が、人間ではなくなる世界――監督のダニー・ボイルと脚本家のアレックス・ガーランドが、シリーズ1作目となる『28日後...』で描きたかったのは、現実に起こり得るパンデミックの恐怖。超自然的な生き返った死体<ゾンビ>ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した<生きる人間>たちの物語だ。
今回、製作陣が“28年後の世界”が絵空事ではないことを警告する特別ポスタービジュアルが解禁された。特別ポスターでは、『28日後...』『28週後...』のポスターと同様に、人間の“血”を連想させる印象的な“赤色”のキーカラーと“バイオハザードマーク”の意匠が引き継がれている。さらに、怒りに満ち大きく見開かれた目、まるで「黙示録」の世界の終末のように天からの炎によって焼き尽くされたかのような地上に立つ9人の感染者、そして「時は何も癒さなかった」という言葉からは、28年の時を経てもなお本作の世界が大きな苦難に陥っていることが示唆されている。
そんな本作で描かれる28年後の世界について、脚本家のアレックス・ガーランドは「感染によって隔離され、事実上見捨てられた国では何が起こるのだろうか?それは現実を見れば分かる通りで、国家が崩壊すると冷酷で実利的で、弱肉強食の世界になっていく」と、未だ恐怖の続く世界を作り上げたことを語る。本作で描かれる物語は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか―。
『28年後...』は2025年6月20日(金)より全国で公開
監督/プロデューサー:ダニー・ボイル
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、レイフ・ファインズ、ジョディ・カマー、アルフィー・ウィリアムズ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント