『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月2日(月)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、上映後の舞台挨拶に森川智之(イーサン・ハント役)が登壇した。

2022年に『トップガンマーヴェリック』(同年の国内洋画最高興行収入作品)、そして2023年に『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(同年の国内洋画実写最高興行収入作品)の記録的な大ヒットが記憶に新しいトム・クルーズ。そんな彼の代表作として誰もが知る超大作シリーズ『ミッション:インポッシブル』最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が2025年5月23日(金)に公開される。スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズをはじめ、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに続き、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より参加し絶大なインパクトを残した、グレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスが続投する。

先日行われた本作のジャパンプレミアでは、トム・クルーズらとともに映画を鑑賞した森川。トムらは同上映が完成した作品を見る初めての機会だったこともあり、トムらの後ろで見ていた森川は「気になっているところとか、いろいろ悩んだところがあると思う。(トムとクリストファー・マッカリー監督の)2人が寄り添ってコソコソと」と明かし、作品の完成度に満足げな様子だったようでグータッチする場面も目撃したという。

『ミッション:インポッシブル3』からトム演じるイーサン・ハントの吹き替えを担当しているという森川は、集大成となる本作に「歴史を感じるとともに、トムのイーサンとしての積み重ねを味わいながらの『ファイナル・レコニング』。自分のことのように感動して、劇場で見た時には少し目が潤みました」と明かした。

ガブリエル役の津田健次郎とは「一緒に収録ができてとてもよかった。一緒に掛け合いをするといいものができると感じました」と振り返った。ここで上映前に舞台挨拶を行った津田から、森川に対して<先行上映時に劇場で上映されたトムからメッセージ映像に生アフレコ>、<アクションに挑戦>と2つのミッションが与えられた。

観客を前にトムの生アフレコを行うのは初めてだという森川は「緊張するな」と話しつつリハーサルなしで披露し、1つ目のミッションを無事クリアした。

2つ目のミッションの<アクションに挑戦>では、1.プロペラ機の翼につかまり東京上空で旋回する、2.海パン一丁で東京湾に潜り10分間息を止める、3.「トム走り」を会場で披露する、という3つの選択肢が与えられ、「プロペラ機の羽の上で、海パン一丁になって、トム走りをするのはどうですか?全部やる。無理ですか?」と笑いを誘った森川。最終的には“トム走り”を会場で披露することになり、「穴があくほど見ていますけど実際にやったことはない」という森川は、入念に準備をした上で勢いよく軽快な“トム走り”を披露し、会場を沸かせた。

最後に森川は「トムが『ミッション:インポッシブル』の集大成として渾身の力を込めて作った映画です。何回でも劇場に足を運んでいただいて、ご覧になっていただければ」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は全国で公開中
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
配給:東和ピクチャーズ
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