『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月2日(月)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、上映前の舞台挨拶に津田健次郎(ガブリエル役)が登壇した。
2022年に『トップガンマーヴェリック』(同年の国内洋画最高興行収入作品)、そして2023年に『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(同年の国内洋画実写最高興行収入作品)の記録的な大ヒットが記憶に新しいトム・クルーズ。そんな彼の代表作として誰もが知る超大作シリーズ『ミッション:インポッシブル』最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズをはじめ、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに続き、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より参加し絶大なインパクトを残した、グレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスが続投する。
大きな拍手と共に登場した津田は「こんなにたくさんの方々にお集まりいただきありがとうございます」と会場を埋め尽くしたファンに向け感謝を述べた。そして社会現象になりつつある本作について津田は「素晴らしかったです。シリーズ1作目に出てきたある人物が登場するんですよ。それがもうエモエモなんです。そこが一番胸アツでした」と興奮気味で見どころを熱弁。
62歳を迎えるトム・クルーズのアクションについては「トムさんお元気で何よりです」と会場の笑いを誘いつつ、「信じられないです。今回もまた派手なアクションだらけですから」と驚きを隠せない様子。また、“ファイナル”と謳われる本作について「物語的にもAIと人間の対決というのが、トムさんを筆頭にCGを使わずに生身で映画を撮っている方々の心意気を強く感じました。『AIには作れないだろう』みたいな強い想いを感じて、本当にいろんな意味でグッときましたね」とトムをはじめとする製作陣への想いを熱く語った。
収録の際には森川と共にアフレコの掛け合いもあったようで「コロナ渦を経て、やっと一緒に収録できる環境になり、森川さんがずっと演じられてきたイーサンと一緒に収録できるというのは感慨深かったですね」と喜びを語った。森川が演じるイーサンを間近で聞いた印象については「イーサンだぁと思いました(笑)それが一番嬉しかったです」とファンと同じ目線で聞き入ってしまったことを明かした。また、同じ声優として長く活躍してきた森川との相性について聞かれると「撮影は細かくこだわってやってはいましたけど、とってもスムーズにできたなと思っています。あと、森川さんがのど飴をくれました」とほっこりするエピソードも披露した。
ここで本日は異例の上映前後“すれ違い”舞台挨拶ということで、上映後に登壇する森川へ向けて会場に集ったファンと共に森川と津田が出演する 豪華吹替キャスト発表の特別映像の続きを収録。ガブリエルになりきった津田が「イーサン、遅いぞ。今回も会えなかったな。まぁ“ファイナル・レコニング”を大ヒットに導くというミッションは順調のようだな。しかしまだまだ足りない。さらなる大ヒットを目指して、本日は新たなミッションを用意した。まず1つ目は君には簡単だろう。先行上映で流れていたトムから日本のファンへ向けた特別メッセージ映像に“生アフレコ“してくれ。お客様への感謝の気持ちが大事だぞ。2つ目はアクションに挑戦してもらう。イーサンならできるはずだ。何に挑戦するかは選んでもらおう。【プロペラ機の翼に掴まり、東京上空を旋回する】【海パン一丁で東京湾に潜り、10分間息を止める】、そして【「トム走り」を会場で披露する】の3択だ。どれを選択するか君次第だ。なお、このミッションが失敗して恥ずかしいことになっても私は一切関知しない。このメッセージは5秒後に消滅する。幸運を祈る。イーサーン!」と大勢のファンと共に森川が演じるイーサンに向けて無茶振りとも言える不可能ミッションを残し、大盛況のうちに会場を後にした。
【提供写真、オフィシャルレポート】
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は全国で公開中
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
配給:東和ピクチャーズ
©2025 PARAMOUNT PICTURES.