ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』と『宇宙兄弟』がタッグを組んだ、小山宙哉先生描きおろし特別ビジュアルと特別映像が解禁された。

ディズニー&ピクサーの劇場最新作は、ひとりぼっちの少年が宇宙の仲間たちと出逢い成長する物語。君は一人じゃない――それは遥かな星からのメッセージ。本作の舞台は、誰もが夢中になるキラキラと輝く“カラフルな宇宙”。この宇宙のどこかに自分の居場所があると信じてきた、いつもひとりぼっちの少年エリオは、ここではない自分の居場所を求めて、いつか宇宙に行くことを夢見ている。ある日、願いが叶い宇宙で開催されるさまざまな星のリーダーが集まる星々をつなぐ場所〈コミュニバース〉に″地球のリーダー“と間違えられ転送されてしまう。そこでエリオが出逢ったのは孤独なエイリアンの少年・グロードン。やがて2人の絆が銀河に奇跡を巻き起こしていく。エリオが遠い宇宙で見つける‟大切なもの”とは―。監督は、『リメンバー・ミー』(2017)でストーリーアーティストを務めたマデリーン・シャラフィアンと、『私ときどきレッサーパンダ』(2022)で監督を務めたドミー・シー、さらに『リメンバー・ミー』で脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナの3人が務める。

今回、数々のマンガ賞を受賞し、シリーズ累計発行部数が3100万部を突破、そして先日最新45巻発売時に、次巻で完結することが発表され、大きな話題となった大人気漫画『宇宙兄弟』と本作による夢のタッグが実現。幼いころから宇宙に憧れ、2人で宇宙飛行士になる夢を抱いた『宇宙兄弟』の主人公ムッタとヒビト、そして同じく「ここじゃないどこかに、本当の居場所がきっとある」と信じ、いつの日か星々の世界へ行くことに憧れる本作の主人公エリオが星空を見上げる姿を描いた、『宇宙兄弟』の作者・小山宙哉先生描きおろしの特別ビジュアルが解禁された。

『星つなぎのエリオ』は、唯一の理解者である両親を亡くし、周囲に理解されなくても、自分が大好きな宇宙への憧れを貫く、ひとりぼっちの少年エリオが主人公。ピクサーらしいカラフルで美しい“星々の世界”での冒険を通して、エリオがやがてそのままの自分を抱きしめてくれる大切な“つながり”に気づいていく姿を描く、“自分らしさ”を愛する勇気をくれる感動作だ。2007年より『モーニング』(講談社)で連載されている『宇宙兄弟』は子どもの頃UFOを見たことをきっかけに星空を眺めながら2人で宇宙飛行士になる夢を約束した兄ムッタと弟ヒビトの物語。エリオのように、子供の頃は2人の宇宙への想いはなかなか周囲に理解されなかったが、宇宙飛行士の夢を追い求める中で、同じ夢を目指す仲間との出会いや、自分を信じてくれる家族や友人との絆に支えられ、様々な困難を乗り越えていく人間ドラマが濃密に描写され、アニメ化・実写映画化でも人気を博した。

小山先生描きおろしの特別ビジュアルには、『宇宙兄弟』のファンに愛され続ける名台詞であり『星つなぎのエリオ』で描かれるメッセージとも重なる「我々は孤独だ。だが、一人ではない」という言葉とともに、子どもの頃から宇宙への夢を追い続けるムッタとヒビト、そして自分を理解してくれる“誰か”がこの広い宇宙のどこかにいるはずと想いを馳せるエリオが美しい星空を眺めている姿が描かれている。

また、特別ビジュアルにあわせて、『星つなぎのエリオ』の印象的なシーンと『宇宙兄弟』の漫画の名シーンが織りなす特別映像が解禁された。両作品の共通点でもある、少年時代の宇宙への憧れから始まり、周囲に理解されないことへの葛藤、自分を信じてくれる大切な“つながり”との出会い、そして自分の“好き”を貫いたからこそ辿りつけた美しい景色を、両作品の印象的なシーンと共に辿るエモーショナルな動画になっている。

宇宙飛行士になる夢を叶えたムッタとヒビトと同じく、ある日切なる願いが叶い“星々の世界”にたどり着いた本作の主人公エリオ。エリオと同じように寂しさを抱えていたことから初めての友だちになる心優しいエイリアンの少年グロードン、そしてエリオの親代わりとなり戸惑いながらも寄り添おうとする叔母オルガと繰り広げた冒険の中で、彼らが見つけた“つながり”とは―?憧れの“星々の世界”で巻き起こる感動のファンタジー・アドベンチャーを劇場で見届けていただきたい。

特別映像
小山宙哉(『宇宙兄弟』作者)コメント

――今回の特別ビジュアルついて
3Dの世界にいるエリオを、宇宙兄弟と同じ漫画タッチで平面化したことで、並べてみた時の馴染みの良さと親近感をより感じる一枚になりました。違う世界のキャラクターたちが同じ1つの月を見ているという構図はとても夢があって楽しみながら描けました。

――エディの言葉「我々は孤独だ だが一人ではない」に込められた思い
『宇宙兄弟』でエディというキャラクターが自らの置かれた状況から発した言葉ですが、遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしいという思いはありました。今回のコラボ絵と組み合わさることで、より多くの人に伝わるのではないかと思っています。

――ピクサー作品の印象、思い出について
好きな作品がたくさんある中で、『モンスターズ・インク』や『ウォーリー』はお気に入りです。
人間キャラクターはもちろん、モンスターやロボットなどの感情までも、動きや表情からちゃんと伝わってくるということが、素晴らしいと思っています。〝マイク〟のように目がひとつしか無くても喜怒哀楽がわかる…!と、勉強しながら楽しんでいます。

さらに、本作で描かれる美しい星々の世界とエリオが繰り広げる感動の冒険物語を、より鮮やかに、より没入して体感できる4DX版とドルビーシネマ版の上映が決定した。圧倒的な映像美と立体音響を誇るドルビーシネマ版では、星々の世界を描くカラフルな世界観や美しく幻想的な宇宙の映像美をより楽しむことができ、映像にあわせて様々な方向に椅子が動き、ストーリー展開にあわせてシャボン玉や水が出てくるなど作品に没入できる4DX版では、エリオがピクサーらしいユニークでキュートなエイリアンたちと繰り広げる冒険を没入して体感できる。

解禁された2種類のラージフォーマット版ポスターは各上映形式を象徴するようなポスターになっており、ドルビーシネマ版ポスターにはエリオが美しい夜空を見上げる切ない1シーンが描かれ、4DX版ポスターには憧れの星々の世界で満天の笑顔を見せるエリオを中心に、エリオと一緒に冒険するグロードン、冒険をサポートするハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ、グロードンの父でありコミュニバースへの復讐に燃える冷酷なエイリアンの戦士グライゴンなどたくさんのエイリアンたちの姿が描かれている。【2D(字幕・吹替)/4DX・吹替/ドルビーシネマ2D吹替】の全4バージョンの上映形式で楽しめる、ピクサーならではの映像美と感動の物語を是非劇場の大スクリーンで体験ほしい。

『星つなぎのエリオ』は2025年8月1日(金)より全国で公開
監督:マデリーン・シャラフィアン、ドミー・シ、エイドリアン・モリーナ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.