ハリー・ポッター ショップ 原宿が8月14日(木)にオープンするのに先駆けて、8月13日(水)にオープン記念イベントが行われ、トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、松島聡(timelesz)が登壇した。

世界有数の商業エリア・原宿に誕生する「ハリー・ポッター ショップ 原宿」は、ホグワーツ魔法魔術学校の敷地内に広がる、魔法動物たちが暮らす神秘の森「禁じられた森」をコンセプトに、「ハリー・ポッター」の世界に触れながら魔法アイテムと出会える特別な空間。原宿限定のグッズやフード、フォトスポット、インタラクティブな展示など、他にはない魔法に満ちたショッピング体験を楽しめる。映画「ハリー・ポッター」の制作の裏側を体験できるエンターテイメント施設「ワーナーブラザース スタジオツアー東京–メイキング・オブ・ハリー・ポッター」、舞台やカフェと連動しながら作品の世界を楽しめる「ハリー・ポッターショップ赤坂」に続き、都内に3つ目の「ハリー・ポッター」の魔法世界に触れる拠点として誕生する。

翌日にオープンを控える中、スペシャルゲストとして、ハリー・ポッターの大ファンである松島は「貴重な機会にお招きいただきまして誠にありがとうございます。今日は皆さんにも『ハリー・ポッター ショップ 原宿』の魅力を存分に楽しんでいただけたらなと思います」と丁寧に挨拶した。

この日はスリザリン寮を意識したというファッションで登場した松島は、衣装のポイントについて「4つの寮がある中で、僕自身はスリザリンを推しているので、普段の自分の私服のテイストにスリザリンの要素をたくさん詰め込んできました」と笑顔で語り、胸元のバッジが私物であることを明かした。さらに「基本ハリー・ポッターに携わる現場に行くときは、コスプレとかもしていくタイプなので、すごくテンションも上がりますし、こういうファッションを見てオタク仲間同士で盛り上がれるっていう楽しみ方もあるので、ぜひ皆さんも真似てみてください」と、ファンならではの視点で楽しみ方を提案した。

一足先に店内を巡ったという松島は、その感想を尋ねられると「思ってた以上にスケール感が大きい」と興奮気味に語り、「入った瞬間からハリー・ポッターの世界に没入できる。コアなファンじゃない方でもハリー・ポッターのことを好きになってもらえるような瞬間がたくさん散りばめられている」と太鼓判を押した。特に店内の魔法生物バックビークについては「あんなに近くで見れることはなかなかないです。毛の1本1本、羽の1本1本をこう間近で見ることができたりとか、映画で感じたあの迫力を皆さんにもリアルで感じていただける」とその魅力を熱弁した。

ハリー・ポッターとの出会いは、小学校低学年の頃に図書館で本を手に取ったこと、そして同じくファンだった姉の影響で映画を見たことがきっかけだったという松島。数多くのキャラクターの中で、特に心を掴まれたのはドラコ・マルフォイだったと明かし、「年を重ねるごとにハリー・ポッターの見え方が変わっていって。最初はポッターが好きだったんですけど、だんだんとマルフォイの人間性に惚れていって」と告白。「同時にハリー・ポッターの社会性もありながら、人生観も感じられるそのヒューマンドラマとしても、すごく没入していろいろと楽しむことができました」と、物語の奥深さにも言及した。続けて「マルフォイはヒールなんですけど憎めないところがあって。闇堕ちしきれない、葛藤しながらも人間的な弱い部分をだんだん見せていく瞬間っていうのが、すごく僕の心に刺さっていきまして。なので、マルフォイファンが近くに増えてくれると、僕もすごく嬉しくて」と、熱のこもった”マルフォイ愛”をあふれさせた。

そんな松島の熱いトークで会場が温まったところで、ドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが登場。トムは「日本は自分の一番大好きな場所の一つでもあって、こうやってまた歓迎していただいて本当に嬉しく思っています」と挨拶。さらに「まさか東京でバックビークと一緒にこうやって並んで披露できるとは、ちょっと信じられないですし、シュールでもあるけど最高」と喜びを語り、「日本の皆様、本当に心からウィザーディング・ワールドを愛してくださっている、この愛にも感謝しています」とファンへの感謝を述べた。

続けて「いいですか?」と切り出したトムは、「前回、バックビークと一緒した時、あまりいい展開ではなかったので、お辞儀しないと」と言うと、松島も「怪我をしてますからね」とすかさず応じ、2人でバックビークへ深々とお辞儀をして、会場を大いに盛り上げた。

【写真・文/編集部】

ハリー・ポッター ショップ 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-17
営業時間:11:00~21:00