玉井詩織1st写真集『たまゆら』、ストーリー写真集『しおどき』の発売記念イベントが8月24日(日)に都内で行われ、取材会に玉井詩織が登壇した。

長きにわたり第一線で活躍を続ける玉井詩織が、30歳となる今年、芸能活動20周年を記念した自身初となる写真集を8月27日(水)二作同時発売する。一作目は、異国の地・ベトナムで撮影された1st写真集 『たまゆら』、そして二作目は、話題の脚本家が手がけるオリジナルストーリーを元に3人の女性を演じ、女優としての一面が切り取られたストーリー写真集『しおどき』という異なるテーマの二作品である。この対となる二作のタイトルは、それぞれ玉井詩織の名前を由来につけられたもの。「たまゆら」は、一瞬の美しさや儚さを意味する“玉響”、「しおどき」は、好機やチャンスを意味する“潮時”という意味が込められている。芸能活動20周年、そして、30歳という節目を迎えた玉井詩織の一瞬一瞬の「今」の煌めきを収めた史上最強美ジュアルを凝縮した本作は、まさに永久保存版と言えるプレミアムなアニバーサリー写真集となる。

2冊同時に写真集する玉井は、今の心境について「今年で30歳、そして芸能活動20周年という節目のタイミングで、写真集、しかも2冊同時発売ということで出させていただけるのは本当に嬉しく思います」と笑顔を見せた。続けて「今朝、パネルを展示してくださってる書店さんにお伺いしたんですけど、自分の写真集がバーッと飾ってあるのを見て、すごく感慨深くなりました。この日を迎えられたのがすごく嬉しいですし、日頃応援してくださってる皆さんへの私からのプレゼントのような気持ちで、多くの方に届くといいなと思っています」と語った。

写真集のタイトルは、玉井自身の名前が由来となっており、2冊同時発売にあたり「ちょっと関連性がある、統一感のある名前がいいな」と考えたという。「時間を表す言葉でいい言葉がないかと調べていた時に、まず『たまゆら』という言葉を見つけて。『たまゆら』は古語で、ほんの束の間というか、瞬間を表す、すごい素敵な言葉だなと思って。響きも、私『玉井』なので、すごい親近感がある言葉だなって思って」と明かした。続けて「それに対して、もう一個何か『しおり』の方から時間に関係する言葉がないかなって探した時に、『しおどき』っていう言葉を思いついて。普段使う時、ちょっとマイナスなイメージで使われることが多いかなと思ったんですけど、改めて意味を調べた時に、物事を始めたりやめたりするのにちょうどいいタイミングという、プラスの方でも使える言葉だということを知って。ちょうど今の30歳だし、芸能活動20周年、そして21年目に入っていく今の自分にもぴったりな言葉だなと思ったので、『たまゆら』と『しおどき』という2冊のタイトルをつけました」と、タイトルに込めた深い思いを語った。

ベトナムで撮影された『たまゆら』について、玉井は「とにかく楽しかったです。ベトナムをちゃんと満喫しながら撮影することができたので、本当にのびのびと、ベトナムの空気感とかを楽しんでいる姿が写真集に写してもらえてるんじゃないかなって思います」と撮影を振り返った。一方、『しおどき』は「ストーリー写真集という新しい試み」だったと言い、「脚本家の生方美久さんにストーリーを書いてもらって、シナリオに沿って撮影していくっていうのがすごい新しい感覚で、私的にも初めての経験でした。でも、ストーリーが最初にあるからこそ引き出してもらえた表情っていうのもあったと思うので、すごく新鮮でした」と語った。

芸能活動20周年にして初の写真集となったことについては、「元々あまり写真集というものが身近にはなかったので、出したいなと思ったこともなかったので、本当にタイミングですかね」と語り、「この節目のタイミングが重なった、この年までとっておいてよかったなと思っています」と心境を述べた。

そんな写真集を手に取るファンに向けて「贅沢に2冊、写真集を作っていただきました。1冊ずつでももちろん楽しんでいただけると思いますし、この2冊合わせて見ていただいても、また違う表情の私だったりだとか、人生30年の歩み、そして芸能生活としても20年歩んできたという、その歴史も感じてもらいながら楽しんでもらえる作品ができたと思います。日頃応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちも込めて、こちらの2冊を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】