『火喰鳥を、喰う』大ヒット祈願イベント 3人が“思念の籠った私物”を紹介 山下美月、刺繍で名前が入ったタオルを紹介

『火喰鳥を、喰う』の大ヒット祈願イベントが9月23日（火・祝）に都内で行われ、水上恒司、山下美月、宮舘涼太（Snow Man）が登壇した。

物語はある日、久喜雄司（水上恒司）の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市が書いたという謎の日記が届くところから始まる。“火喰鳥、喰いたい”という生への執着が記されたその日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子（山下美月）の周囲では、不可解な出来事が頻発するようになる。貞市の日記が引き起こす、存在しないはずの“過去”は少しずつ“現実”を侵食していき――。「死者の日記」から始まったのは、“事件”か、あるいは“怪異”か。原作同様、全く先読みのできない衝撃のミステリーホラーが誕生する。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』（18）、『シャイロックの子供たち』（23）などを手がける本木克英。主演は本作が映画単独初主演作となる水上恒司。ヒロインを務めるのは山下美月。

イベントでは、登壇者の思念の籠った私物を紹介。ボールペンを手にした水上は「ちょっと僕、大変な時期がありまして、大変な時期に大変なことをしないといけないときに買ったボールペンです。そこから4～5年これで文字を書いてる」と明かし、「イン前とか、やっている間、終わってから書き残すんですけど、そのノートもいいのかなと思ったですけど。なくすこともあったんですけど必ず自分の手元に返ってくる」と語った。

一方でタオルを紹介した山下は「小さい時にお母さんが刺繍を入れてくれたタオルをずっと持っていて」と説明。さらに「自分が小さい時にワッペンを縫い付けてくれたり、名前を入れてくれたものって意外ととってなくて今になって後悔する」といい、「唯一手元に残っている思い出の品」と明かした。

また、宮舘は常にカバンに入れているという台本カバーを紹介した。

【写真・文／編集部】