『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック 偽りの道』上下巻(12月4日発売予定)の予約販売が開始された。
スター・ウォーズの「ハイ・リパブリック」は、スカイウォーカー・サーガより約200年前――銀河共和国とジェダイ・オーダーが最盛期を迎えた“光の時代”を舞台に描かれるシリーズ。小説やコミックを中心に展開され、未知の脅威や新たなジェダイたちの活躍を通じて、銀河に広がる壮大な物語が紡がれる。日本では、フェーズ1のヤングアダルト作品である『イントゥ・ザ・ダーク』『アウト・オブ・ザ・シャドウズ』『ミッドナイト・ホライズン』の3部作がGakkenより刊行され、少年ジェダイ、リース・サイラスを中心に、成長と冒険、仲間との絆が鮮やかに描かれ、多くの読者を魅了してきた。
そして、いよいよ新たな展開が幕を開ける。フェーズ2の舞台は、フェーズ1からさかのぼること約150年。まだ銀河の多くの宙域が未踏の領域であった時代、共和国やジェダイの在り方が試される局面が描かれる。そのヤングアダルト作品第1弾『ハイ・リパブリック 偽りの道』(上下巻)がが12月4日に翻訳刊行される。
本作は、パダワン少年と、信念のもとに生きる少女、彼らを取り巻く謎めいた教団“開かれた手の道(パス・オブ・ジ・オープン・ハンド)”の存在を通じて、信仰とは何か、フォースとは何かを問いかける物語。本作で特に注目すべきは、少女マルダ・ローの存在。フェーズ1で銀河を恐怖に陥れた略奪集団ナイヒルのリーダー、マーシオン・ローと同じ姓をもつ彼女は、彼といったいどのような関係があるのか。この謎めいたつながりは、フェーズ1を読んだ読者に新たな興味を呼び起こし、物語全体への期待をさらに高めてくれるはず。
『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック 偽りの道 上』
『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック 偽りの道 下』
著者:テッサ・グラットン、ジャスティナ・アイルランド
訳者:稲村広香
定価:各1,650円(税込)
発売予定日:2025年12月4日
判型:四六判(ソフトカバー)/上巻…216ページ、下巻…208ページ
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