映画『正直不動産』の公開日が2026年5月15日(金)に決定し、併せて特報映像、ティザービジュアルが解禁された。

2022年に放送され、2024年1月にはスペシャルドラマを挟み、続編となる「シーズン2」も制作、今年2月にはスピンオフ・スペシャルドラマが放送されるなど、現代を生きる人々が働く活力をもらえる痛快ビジネスコメディドラマとして大きな話題を集めたドラマ『正直不動産』。原作は累計発行部数390万部を突破した小学館「ビッグコミック」連載中の人気漫画(漫画:大谷アキラ・原案:夏原武・脚本:水野光博/既刊22巻)。『クロサギ』の夏原武が原案を手掛け、客と業者の情報格差にスポットを当て、不動産業界の闇に切り込んだ本作。

ひょんなことから“嘘がつけなくなってしまった”不動産営業マン永瀬財地(山下智久)と、後輩社員で“カスタマーファースト命”の月下咲良(福原遥)の2人が、家を売る人、そして求める人を相手に、正直さと誠実さだけを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する姿を描き、今までのお仕事ドラマとは一線を画す、業界の裏側を痛快に皮肉った社会派コメディ作品として多くのファンを魅了してきた。そんな『正直不動産』が映画化。「千の言葉のうち真実は三つしかない」という意味で、千三つといわれる不動産業界。わがままな顧客の要望、一癖も二癖もある資産家の大家たち、次々起こる不動産にまつわるトラブル、そしてライバル不動産会社としのぎを削る闘いに、嘘をつかない正直営業で立ち向かう主人公・永瀬の活躍が、ついに大スクリーンで描かれる。主人公・永瀬財地を演じる山下智久は、日本映画で主演を務めるのは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018)以来、8年ぶりとなる。

今回、映画『正直不動産』の公開日が2026年5月15日(金)に決定した。そして、既に出演が発表されている山下智久、福原遥に加え、おなじみのレギュラーメンバー10人の出演が発表された。山下演じる永瀬財地のかつてのライバルで不動産ブローカーの桐山貴久を市原隼人、永瀬と福原演じる月下咲良が所属する登坂不動産のライバル会社ミネルヴァ不動産の立川店店長でカリスマ営業マン・神木涼真をディーン・フジオカ、タメ口営業スタイルで成績を伸ばす新入社員の雪野遥香を見上愛、神木から営業成績No.1奪取を目指す副店長・花澤涼子を倉科カナ、そして登坂に強い恨みを持つ社長・鵤聖人を高橋克典が演じる。

さらに、永瀬の恋人で今はニューヨーク勤務の銀行員・榎本美波(えのもと・みなみ)に泉里香、榎本の先輩・愛原麻耶に松本若菜、“不動産の女帝”と名高い大地主・マダムに大地真央、そして永瀬が勤める登坂不動産の営業部長・大河真澄に長谷川忍、社員を厳しくも暖かく見守る社長・登坂寿郎に草刈正雄ら、ドラマシリーズからファンの心をつかんで離さないキャストが再集結する。

併せて解禁された特報映像には、壮大な砂漠でスーツ姿の永瀬がなぜか巨大竜巻と対峙し叫ぶ姿が。「お姉ちゃんたちとパーリーピーポーしてたのに!」と正直すぎる思いをぶちまける永瀬が美波からビンタを食らうこの場所は、なんとテキサス。嘘をつこうとすると風が吹き、本当のことしか言えなくなってしまう永瀬だが、映画版では風もスケールアップして荒野で立ち上る竜巻に!?海外投資詐欺をめぐるトラブル解決のためアメリカに向かった永瀬は果たしてどうなってしまうのか…。

さらに、映像にはおなじみの登坂不動産のメンバーが永瀬の正直発言に振り回されるドタバタ劇はもちろん、新たな物語の始まりを予感させるようなやりとりも。ライバルから親友へと変わったはずの永瀬と桐山はなぜ殴り合いをしているのか、“カスタマーファースト”命の月下の怒りの訳は、そして登坂社長の意味深な言葉の意味とは―。海外投資詐欺、契約トラブル、謎の大規模開発計画、悪質な地上げ戦略…場所も内容もスケールアップしたさまざまな不動産事案に永瀬は正直営業でどう立ち向かうのか―。

特報映像

また、永瀬が案内板を持ったユニークな劇場スタンディもお披露目。まるで不動産会社の看板のようなほぼ等身大の永瀬が映画館でファンを迎える。映画『正直不動産』のポスター、チラシ、スタンディは12月26日(金)から全国の映画館(一部劇場を除く)にて順次掲出予定。

劇場スタンディ

特別ビジュアル

映画『正直不動産』は2026年5月15日(金)より公開
監督:川村泰祐
出演:山下智久
 福原遥
 市原隼人、泉里香、長谷川忍、見上愛、松本若菜
 ディーン・フジオカ、大地真央/倉科カナ、高橋克典、草刈正雄
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館