
熱狂と感動のミュージカルドラマ――『アン・リー/はじまりの物語』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
18世紀、性差や人種を超えた人間の平等を唱え、自らをキリストの女性的化身と信じ、たった8人の信徒とアメリカに渡り、数々の受難にも耐えながら“シェーカー教団”と呼ばれる史上最大のユートピアを築いたひとりの女性がいた。彼女の名前は、アン・リー。その精神的な影響のみならず、信仰から生まれたシンプルで美しいライフスタイル、機能的でモダンな木工品や家具など生活品の数々は“シェーカーズスタイル”と呼ばれ、日本を含む世界で今も大きな影響を与え続けている。監督はモナ・ファストヴォールド。華麗で大胆さを極めた世界観をダニエル・ブルームバーグの音楽、陶酔と恍惚をダイナミックに再現するセリア・ローソン=ホールの振り付け、100%フィルム撮影による荘厳で深みのある映像で完全映像化。まさに世界最高峰の才能を集めて構築されたミュージカルシーンは、観るものを異次元の興奮と感動へと誘う。主人公アン・リーを演じるのはアマンダ・セイフライド。共演のルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、クリストファー・アボットといった才能溢れる俳優陣と共に、圧巻のダンスと歌唱で唯一無二の映像体験を体現する。
今回解禁された予告編は、荘厳な歌と重厚感のあるショットから始まる。イギリス・マンチェスターからアメリカへーー敬虔な神への祈り、ユートピアへの願いの一方で、彼女にはさまざまな試練が立ちはだかる。人間の平等と神への信仰に生き、苦悩と歓喜と共に、数々の受難を乗り越えたーー実在した一人の女性の物語の圧倒的迫力をぜひ体感してほしい。
予告編
また、モナ・ファストヴォールド監督からコメントが到着した。
本作は、18世紀に実在した数少ない女性宗教指導者のひとり、アン・リーという比類なき〈真実の伝説〉の生涯を、新たに語り直す作品です。彼女と、後に「シェーカー」と呼ばれる信徒たちは、恍惚とした歌と身体の動きによって神を礼拝しました。震え、昂揚し、全身で信仰を表現する――それは極めて肉体的で、解き放たれた献身のかたちでした。
私は世俗的な家庭で育ちましたが、それでも、アン・リーの予言は――たとえ現実離れしているとしても――深く私の心を揺さぶりました。それは彼女の信仰を共有しているからではなく、正義や超越、そして共同体における恩寵を切望する、その切実な願いを、彼女の中に見出したからです。
自らの手でユートピアを築こうとした彼女の急進的な試みは、あらゆる芸術表現の核心にある創造衝動――世界を新たに形づくりたいという切迫した欲求――を物語ります。
とりわけ、明確なヴィジョンを持ち、人々を共通の理想へと導く彼女の力は、交響曲の作曲や、建築、そして映画製作にも通じる、創作に不可欠な共同性を想起させます。分野は違えど、すべての創作は同じ願いによって突き動かされています。恵みの瞬間を探し求めることによって。
私にとって、芸術とは常に「不可能なものを生み出そうとする営み」です。それが、私がアン・リーに惹かれる理由です。この映画は、彼女が夢見た理想郷――そして今は沈黙に包まれてしまったその夢――への賛辞として捧げるものです。
―――モナ・ファストヴォールド(監督・脚本・プロデューサー)
『アン・リー/はじまりの物語』は2026年6月5日(金)より全国で公開
監督/脚本/製作:モナ・ファストヴォールド
出演:アマンダ・セイフライド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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