『フランス組曲』
アウシュヴィッツで命を奪われたユダヤ人女性作家による未完の小説を原作とした『フランス組曲』の公開に先駆けて、本編映像が公開された。

本作は、アウシュヴィッツで命を奪われたユダヤ人女性作家イレーヌ・ミネロフスキーが、娘に託したトランクに60年以上眠っていた未完の小説「フランス組曲」を原作とし、第二次大戦中のドイツ占領下にあるフランスの田舎町で、ピアノの音色が結びつけたフランス人女性とドイツ将校との恋を中心に、過酷な状況下で懸命に生きる人々の姿を描いた物語。

今回公開された映像は、美しい緑豊かな庭園で、戦地に行った夫への手紙をつづるリュシル(ミシェル・ウィリアムズ)と、そこに現れたドイツ軍中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)が微妙な距離感で映し出されている。許されぬ恋と知りつつも、徐々に惹かれていく二人の、物語の鍵となるシーンが美しく切り取られている。

映画『フランス組曲』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!

監督・脚本:ソウル・ディブ
原作:「フランス組曲」イレーヌ・ネミロフスキー著(白水社)
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリスティン・スコット・トーマス、マティアス・スーナールツ
配給:ロングライド

© 2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED