ワールド・トレード・センターの間にワイヤーロープをつなぎ空中闊歩に挑んだ男の実話を元にした映画『ザ・ウォーク』の最終予告編が公開された。

本作は、1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411mの道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑むために、フランスからニューヨークに渡った名もなき男フィリップ・プティの感動の実話。『フォレスト・ガンプ／一期一会』でアカデミー賞を手にした巨匠ロバート・ゼメキス監督が圧倒的な3Dで描いている。フィリップ・プティを演じるのはジョセフ・ゴードン＝レヴィット。

今回公開された予告編は、上空411mのワイヤーウォークで手に汗握った後に訪れる、かつてない感動にクローズアップされている。誰もが不可能だと思う夢に、勇気と覚悟を持って挑戦し、歴史を変えた主人公フィリップ・プティの夢のその先に待つ感動を期待させる映像となっている。周囲の人から見ると、「無謀」であり、「狂気」であり、「違法」。しかし、彼にとってこれは「夢」であり、「希望」であり、「挑戦」だった。なぜ彼は命を懸け、この1歩を歩んだのか？そして、夢のその先に何を見つけたのか？未来永劫2度と誰にもできないこの挑戦、そして人類で彼たった一人という事実が胸に迫る感動的な仕上がりとなっている。