「このマンガがすごい！」「マンガ大賞」に連続ランクインし、著名人や諸店員からも傑作との呼び声の高い原作コミックを実写映画化した『僕だけがいない街』の公開に先駆けて、予告編とポスタービジュアルが公開された。

”リバイバル”という時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれた主人公・悟が、現在（2006年）と過去（1988年）の2つの世界を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件のなぞと真犯人に迫るミステリーである本作。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ち溢れたドラマティックな感動作となっている。

主人公・悟を演じるのは、『デスノート』『カイジ』『るろうに剣心』など、漫画の実写化作品をヒットに導く俳優・藤原竜也。悟をまっすぐに信じて寄り添うバイト仲間の片桐愛梨を演じるのは、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』が連続ヒットが記憶に新しい有村架純。

今回、予告編の公開と同時に、主題歌に大型新人の栞菜智世（かんな ちせ）が抜擢されたことが発表された。本作の主題歌「Hear～信じあえた証～」でユニバーサルミュージックからメジャーデビューとなる。今回のデビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります。ただ、同じくらいの不安もあります。とにかく精一杯頑張ります」と複雑な心境を語りつつ、「聞いてくれる方々にも共感し、何か感じ取って頂ける曲だと思います。家族、恋人、友人等、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います」と楽曲に込めた思いをコメントした。

予告編では主題歌とともに、愛する人のために、現在と過去を行き来しながら懸命に2つの事件の謎を解こうとする藤原竜也演じる悟と、体を張って悟を守ろうとする有村架純演じる片桐の姿がドラマティックに描かれている。