左から、寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、上島竜平(ダチョウ倶楽部)、東出昌大、片岡鶴太郎、豊島圭介監督

左から、寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、上島竜平(ダチョウ倶楽部)、東出昌大、片岡鶴太郎、豊島圭介監督

人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の大ヒット記念トークイベントが10日(火)に新宿バルト9で行われ、主演の東出昌大らが登壇した。

5月7日(土)に公開された本作は、東出昌大がダメダメなフリーター役として初めてのコメディに挑戦したほか、片岡鶴太郎が“若者殴り魔”の異名を持つサラリーマン役として出演、さらに、ティーンのカリスマ小松菜奈が抜群の情報収集能力を誇る女子高生役、窪田正孝が運動神経抜群のニート役として共演している。メガホンを取るのは『ソフトボーイ』や『森山中教習所』など独特の世界観を構築し、幅広いファンを獲得している豊島圭介監督。

今回行われたイベントには、主演の東出昌大、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇し、さらにスペシャルゲストとしてダチョウ倶楽部の三人、肥後克広、寺門ジモン、上島竜平が駆けつけた。

東出が「みなさん楽しんでいってください」と挨拶し、片岡は「還暦を越えてアクションをやるとは思っていなかったです」とコメントした後、スペシャルゲストとしてダチョウ倶楽部の3人が客席を通りながら登場すると、会場はさらに盛り上がった。ダチョウ倶楽部のリーダー肥後は、劇中で“TURUSI-MA”のリーダーを演じた東出について「まさしくリーダーでした。ダメなリーダーというのは一番いいんですよ。ギャップに女子がキュンキュンすると思う。たぶん僕を参考に演じていたんだと思います(笑)」と語ると、東出は「そうですね、ダチョウ倶楽部さんを参考にさせていただきました(笑)」と応えた。寺門は片岡のアクション演技について「若い頃にボクシングをやられてたのでキレが違う。全体の動きがすごかったです」と絶賛した。ここで片岡は劇中で使用したカナヅチを出し、上島にコツンと一撃。痛そうにする上島に肥後は「思った以上に痛かったみたいです」とフォローした。

続けて、アクション映画にちなみに、ダチョウ倶楽部の“リアクション”の歴史を振り返ることになり、“熱湯風呂”や“逆バンジー”の説明が行われ、スクリーンに“熱々おでん”が映し出されると、解説が行われる中で、“熱々おでん”がステージに登場。上島が「おれはやらないからな!」と言うと、肥後は「わかった、じゃあおれがやる」と手を挙げ、さらに寺門、片岡、東出、豊島監督も続き、それを見ていた上島が「じゃあ、おれがやるよ」と言うと、「どうぞ、どうぞ」と手を向けられるお馴染みのギャグが披露された。上島が、“熱々おでん”を食べると、スクリーンには片岡が「オレたちひょうきん族」で披露した“熱々おでん”の写真が映され、ビートたけしとのやり取りを披露し、その結果生まれたネタだと話すと、今回ネタの披露をして欲しいと頼まれ「申し訳ないのですが断らせていただきます」と拒否。そこで、肥後が「じゃあ、おれやる!」とはじめ、ほかの登壇者も次々と手を挙げ、結局片岡が披露することに。羽交い絞めにさせられた片岡は「せめて選ばせて。しらたきなどの濡れものはダメ・・・」と頼むが、「リアクション芸って、やるなってことをやるものなんですよ。大先輩に申し訳ないのですが」と、しらたきを食べさせられることに。熱さのあまりにステージ上で倒れこむ片岡に、ダチョウ倶楽部の3人は「勉強になりました」と頭を下げた。

最後に東出は「こんなに笑った舞台挨拶は初めてです」とコメントし、「でも、この映画もばかばかしくて僕は好きなんです。愛すべきばかたちが出てくる映画って近年あまりないと思うので、何も考えずに観ていただき、観終わった後で、明るい気持ちになって帰って欲しいです」とメッセージを贈った。

上島竜平(ダチョウ倶楽部)、豊島圭介監督

上島竜平(ダチョウ倶楽部)、豊島圭介監督

『ヒーローマニア-生活-』大ヒット記念トークイベント (10)

『ヒーローマニア-生活-』大ヒット記念トークイベント (6)

『ヒーローマニア-生活-』大ヒット記念トークイベント (7)

『ヒーローマニア-生活-』大ヒット記念トークイベント (9)

『ヒーローマニア-生活-』大ヒット記念トークイベント (11)

『ヒーローマニア-生活-』ポスター

映画『ヒーローマニア-生活-』は2016年5月7日(土)より全国で公開!

監督:豊島圭介
出演:東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎
配給:東映・日活共同配給

(C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会