『ラ・ラ・ランド』
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Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.


第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(月)[日本時間]にロサンゼルス・ドルビーシアターにて行われる。

24部門で62作品がノミネートされている今回のアカデミー賞。中でも最多となる14ノミネートが『ラ・ラ・ランド』。作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞など主要部門を含む13部門14ノミネートを記録しており、これは『タイタニック』(1997)と並んで歴代最多タイ。なお、過去最多受賞は、『ベン・ハー』(1959)、『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)の11部門受賞となっており、記録を更新するかに期待がかかっている。夢を追う人が集まる街LAで、女優を目指すミア(エマ・ストーン)がバーでピアノを弾くセブ(ライアン・ゴズリング)と出会う。二人は恋に落ち、互いの夢を応援するが、セブが生活のために加入したバンドが成功したことで、二人の心がすれ違い始める―。

また、作品賞を含めて8部門ノミネートの『ムーンライト』は、映画史に刻まれる美しい愛の物語。居場所を探す主人公の姿を、3つの時代で綴った本作では、人種、年齢、セクシュアリティを超えた普遍的な感情が描かれている。同じく8部門ノミネートの『メッセージ』は、米国の作家テッド・チャンによる短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSF作品。主演にエイミー・アダムスを迎え、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーなどの実力派が揃う。

続けて6部門ノミネートの『ハクソー・リッジ』。アンドリュー・ガーフィールド主演の本作は、第二次世界大戦時の沖縄を舞台に、衛生兵として銃を持たずに多くの命を救った実話を基にした物語。同じく6部門ノミネートの『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は、インドで迷子になった少年がオーストラリアで暮らした25年後にGoogle Earthを使って故郷を探す実話を基にした物語。そしてこちらも早くから話題となっていた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。主演のケイシー・アフレックは主演男優賞の最有力候補とも言われている。

第89回アカデミー賞授賞式は、2月26日(月)10:00よりWOWOWプライムにて生中継される。
※9:00より生中継のレッドカーペットは無料放送