タイムリミット・スパイアクション『クリミナル 2人の記憶を持つ男』のインタビューを収めたメイキング特別映像が解禁された。

本作は、殉死したスパイの“記憶”を脳に移植された死刑囚の運命を壮大なスケールで映像化したアクション・エンターテインメント。テロリストとの熾烈な駆け引きを背景に、凶悪犯でありながら世界を救う“最後の希望”となった男の孤独な闘いを描く。主演をケヴィン・コスナー、共演にゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、さらに『デッドプール』の大ヒットが記憶に新しいライアン・レイノルズ、ガル・ガドットと豪華キャストが並ぶ。記憶が失われるまでの48時間以内にテロを防がなくてはならない設定が濃密なスリルを呼び、未知の感情に目覚めた主人公が新たなアイデンティティーを探し求めるドラマが観る者の胸を熱く揺さぶる―。

今回解禁されたメイキング映像では、主演のケヴィン・コスナーと製作陣が本作ならではの見どころを紹介している。ケヴィン・コスナー、アリエル・ヴロメン監督、製作スタッフたちは声をそろえ、本作は手に汗握るアクション映画でありながらも<記憶移植によって葛藤する、主人公の繊細な感情表現を描き出したエモーショナルなドラマ>で、これまでのアクション映画の枠に収まらないのが本作の見どころだと語る。

舞台となるロンドンでは、50日以内に56ヶ所での撮影を行うなど、厳しいスケジュールとなったことが明かされているほか、脚本家の2人は「監督はロケ撮影が得意で、同時に8台のカメラを使う。だがセットでの撮影も大切にしていて、細やかな撮影が作品の核となっている」と語り、登場人物のセリフや役割にまで細かな気を配る「監督との撮影は楽しい」と振り返る。また、製作総指揮を務めたラーナーは「監督はロケ撮影も脚本の理解にも優れている。だが私が好きなのは彼の繊細な感覚だ」と、主人公が抱く葛藤とその繊細な感情を見事に描き出した監督の手腕を讃えている。

貴重なメイキング映像からも、キャスト・スタッフからの大きな信頼を見て取れるヴロメン監督。「アクション映画ではあっても共感を得られるのは、人間らしい感情に目覚めていく男の物語だからだよ」と作品の魅力を強調する。映像の終盤でコスナーは「完成作品に映っていなくても重要な部分がある。そこに気付いた人はもう一度見たくなるだろう。優れた作品とは、時間を超えるものだ。5年後、10年後、15年後にまた見たいと思う。この作品にも時間を超えてほしい。映画の成功を願うよ」とメッセージを送っている。

映画『クリミナル 2人の記憶を持つ男』は2017年2月25日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:アリエル・ヴロメン
出演:ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ
配給:KADOKAWA
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