ガブリエーレ・マイネッティ監督、永井豪、水木一郎

永井豪原作のアニメをモチーフにしたイタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のトークイベントが3月6日(月)にヒューマントラストシネマ有楽町で行われ、本作のガブリエーレ・マイネッティ監督と永井豪、水木一郎が登壇した。

日本アニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにしたイタリア映画である本作。今回のイベントでは、本作のガブリエーレ・マイネッティ監督と、アニメ「鋼鉄ジーグ」の原作者である永井豪、さらにサプライズゲストとして「鋼鉄ジーグのうた」でおなじみの歌手・水木一郎が登壇し、スペシャル対談が行われた。

昨年のイタリア映画祭以来の再会となるガブリエーレ監督と永井。ガブリエーレ監督は「また皆さんにお会いできて光栄です」と日本語で挨拶。「鋼鉄ジーグ」の原作者である永井は、自身の作品がイタリア映画のモチーフになった本作について「人間味があふれる作品で、見終わってからうれしくなるような映画に仕上がっています」と称賛。また、本作が日本で公開されることについてガブリエーレ監督は「子どものころは日本のアニメを見るのは普通だった。私の年代はスーパーヒーローと聞いたら、スーパーマンやバットマンではなく『マジンガーZ』や『グレンダイザー』、『鋼鉄ジーグ』だったりする。日本で公開されるのは光栄で、どう受け止められるのか興味津々です」と笑顔を見せた。

今回、本作が制作されるにあたって自身が原作のアニメをモチーフにしていることについて、永井は「海外に行くと、日本よりも受けていることがある。漫画の体質がヨーロッパンの人たちに受ける要素が多かったのかなと思う」とコメント。また、ガブリエーレ監督は本作のきっかけについて「『鋼鉄ジーグ』の司馬宙はロボットに変身するんですけど、『マジンガーZ』などはロボットに入って操縦する。パーツは美和という女性が発射する」とその魅力を明かし、女性が助けている部分が「鋼鉄ジーグ」の特色でもあると語った。

トークが盛り上がったところで、“アニメソングの帝王”とも呼ばれる歌手で「鋼鉄ジーグのうた」を歌う水木一郎が登壇。ガブリエーレ監督と永井に花束が渡された。水木は「イタリアは子どものころから好きな国で、世界地図で一番初めに覚えたのがイタリア。僕のあだ名はイタリアーノってよく言われる」と興奮気味に語り、本作のエンディングとして「鋼鉄ジーグのうた」のバラードバージョン(歌は主演のクラウディオ・サンタマリア)が使われていることについて「マッチしている。今後僕のライブで、バラードのジーグを歌ってみたい」と意欲を見せた。

最後にガブリエーレ監督は「映画を気にいってくれるとうれしいです。ありがとうございます」と日本語のメッセージでイベントを締めた。

本作は、永井豪のアニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにしたイタリア映画。イタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて、最多16部門ノミネート・最多7部門受賞という快挙を成し遂げた。イタリア映画として珍しいダークヒーロー・エンターテインメント。監督は幼い頃から日本製アニメの大ファンで、本作が長編デビューとなるガブリエーレ・マイネッティ。主人公エンツォには、イタリア映画界きってのスター、クラウディオ・サンタマリア。そして、敵のジンガロ役には、主演作が相次ぐ人気俳優ルカ・マリネッリ。

ガブリエーレ・マイネッティ監督

永井豪

水木一郎


映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』は2017年5月20日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督・音楽・製作:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア、ルカ・マリネッリ、イレニア・パストレッリ、ステファノ・アンブロジ、マウリツィオ・テゼイ、フランチェスコ・フォルミケッティ、ダニエーレ・トロンベッティ、アントニア・トルッポ、サルヴォ・エスポジト、ジャンルカ・ディ・ジェンナー
配給:ザジフィルムズ
2015年/イタリア/119分
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