2010年に起きた海底油田爆発事故を映画化した『バーニング・オーシャン』の“史上最悪の海底油田爆発事故”を再現した“映画史上最大級のセット”での撮影について語られる特別映像が解禁された。

爆発から流出停止までの約3か月にわたって全世界が注視した[メキシコ湾原油流出事故]を描く本作。メキシコ湾沖の石油掘削施設が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こし、施設だけでなく海上一面が火の海と化したがこの事故は、世界最大級の“人災“でもあった―。監督はリアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。主演はマーク・ウォールバーグ、共演にカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。

今回解禁された特別映像では、130度を超える撮影現場で、徹底したリアリティと臨場感を追究したピーター・バーグ監督らがアツく語っている。「ディープウォーター・ホライゾンは世界最大の石油掘削リグで、歴史上かつてない深さの坑井を掘っていた」と話すピーター監督。マーク・ウォールバーグが「2010年にメキシコ湾で起きた事故はよく知られているが、命を落とした人がいたことを知っている人は多くない」と続け、この映画は「事故に至る12時間を様々な登場人物の目や非常に困難な状況で下す決断を通して見ている」と製作のデヴィッド・ウォマークが語る。

映像では「映画史上最大級のセット」だとマークが指摘する通り、総重量3万3000トン(東京スカイツリーの総重量=約3万6000トンとほぼ同等)の掘削リグをよりリアルに再現するべく建造された巨大セットの様子が映し出されている。圧倒的スケールと最新設備を兼ね備えた“ディープウォーター・ホライゾン”だったが、2010年4月20日の爆発事故によって、脆くも崩れ果て、その残骸は1500メートル下の海底に沈んでしまう―。この歴史的大事故はいかにして発生したのか。そして迫り来る炎に追われ、洋上に取り残された作業員たち126名の運命はどうなるのか―。

映画『バーニング・オーシャン』は2017年4月21日(金)より全国で公開!
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA
2016年/アメリカ/107分
Photo credit David Lee
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