2010年に起きた海底油田爆発事故を映画化した『バーニング・オーシャン』の“史上最悪の大事故に迫る”特別映像が解禁された。

爆発から流出停止までの約3か月にわたって全世界が注視した[メキシコ湾原油流出事故]を描く本作。メキシコ湾沖の石油掘削施設が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こし、施設だけでなく海上一面が火の海と化したがこの事故は、世界最大級の“人災“でもあった―。監督はリアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。主演はマーク・ウォールバーグ、共演にカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。

今回解禁された特別映像では、甚大な被害をもたらした大事故に迫る本作の圧倒的なリアリティな映像を体感することができる。わずか30秒の映像だが、緊迫の事故現場が迫力満点で描かれており、本編への期待が高まる見応え充分の内容となっている。映像は石油会社管理職社員のヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)が「我々は大企業だ。無数の歯車が動いて出来ている」と高圧的な発言で始まる。主人公の電気技師マイク(マーク・ウォールバーグ)は「地獄の坑井だ」と嫌味を呟く。そして突然の警報。海底からの圧力で泥水が突如噴出し、瞬く間に施設内のガスに引火、施設は大爆発を起こす。「メーデー、メーデー」と救助を求める通信が繰り返され、内部に充満した炎から逃がれようとする作業員たちは、遂に屋上に追いつめられる。「生き残るんだ」と同僚を励ますマイクだったが、一面が火の海と化したディープウォーター・ホライゾンは既に倒壊の一途を辿っていた―。

『ローン・サバイバー』や『バトルシップ』など、リアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ監督は「観客には劇場にいながらにしてスクリーン上の体験を自ら味わってもらいたい」と語り、全体の重量3万3000トン(スカイツリーの3万6000トンとほぼ同等)にも至る脅威の規模を誇る海洋油田掘削施設【ディープウォーター・ホライゾン】を、8か月かけてセットで再現。海上で燃えさかる原油の炎のシーンでは、209万4,400ガロン(約8,000立方メートル)もの液体プロパンを使用。さらに、『スター・ウォーズ』シリーズで知られるILMによるVFXが加わり、驚くべき光景を描き出している。その臨場感あるビジュアル体験は第89回アカデミー賞でも高く評価され、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『ドクター・ストレンジ』などビッグタイトルと肩を並べ視覚効果賞にノミネート。

公開に先立って行われた一般試写会では、「とにかく臨場感がハンパ無い!」「まるで事故現場にいるようなリアリティ」「想像以上の迫力にド肝を抜かれた」「間違いなく今年No.1」と本作の迫力とリアリティに度肝を抜かれたような声が続々と上がっている。

映画『バーニング・オーシャン』は2017年4月21日(金)より全国で公開!
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA
2016年/アメリカ/107分
Photo credit David Lee
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