戦国時代の人気キャラクターが大集合した痛快エンターテインメント『花戦さ』の新ビジュアル2バージョンが解禁された。

野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という「狂言」「歌舞伎」「日本映画界」のトップが競演する痛快エンターテインメントである本作。信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持つ千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に専好が単身立ち向かう姿を痛快に描く。主演の野村萬斎が池坊専好を演じるほか、山内圭哉、和田正人、吉田栄作、竹下景子らが出演する。

今回、新ビジュアルが2バージョン解禁された。ユリの花を手に持ち、専好が決意を胸に、まっすぐに前を見据えている横顔が印象的なビジュアルは、女性に向けて制作されたもの。大きなユリの花がインパクトとなっており、全体的に淡い色使いは、専好が花や人々のことを想い、深く愛する温かい気持ちを表している。一方で、そんな心優しき専好が、唯一無二の友である利休の無念を晴らすため、己の命を懸けて秀吉に挑む、力強い表情も表現している。

もう一方のバージョンは、男性に向けて制作されたもので、映画でもキーとなっている登場人物、織田信長(中井貴一)や秀吉、前田利家(佐々木蔵之介)といった名だたる戦国武将たちの思惑や、利休に起こる苦難を重厚感のある表情を見せている。そんな武将たちの渦中で、自分の生き方に悩み、友の死に直面したことで、秀吉と一世一代の大勝負を決意した専好を、目に強い光を宿した精悍な顔つきで表現。「友(利休)の無念、我が命に懸け秀吉に挑む! 秘策あり」というコピーが表す通り、専好の並々ならぬ決意が伺いしれるビジュアルとなっている。

この2つの新ビジュアルは、東京都内主要駅にて5月22日(月)よりデジタルサイネージで展開される。

女性向けに制作したバージョン

男性向けに制作したバージョン

映画 『花戦さ』は2017年6月3日(土)より全国で公開!
監督:篠原哲雄
原作:鬼塚忠「花戦さ」(角川文庫刊)
出演:野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、竹下景子
配給:東映
©2017「花戦さ」製作委員会