『怪物はささやく』オリジナルサウンドトラック

怪物と少年の<魂の契約>をめぐる圧巻の物語『怪物はささやく』のサウンドトラックが発売されることが決定した。

世界でベストセラーを記録したカーネギー賞作家2人による異色の“コラボ”作である同名小説を映画化した本作。真夜中に現れ意外な結末の物語を語る怪物と、心の奥に秘密を隠した少年の奇妙な駆け引きを描いた妖しくも美しいダークファンタジー。主人公の少年には新星ルイス・マクドゥーガル、母役をフェリシティ・ジョーンズ、祖母役をシガニー・ウィーバー、怪物の声をリーアム・ニーソンが演じる。2016年にスペインのアカデミー賞とも言われるゴヤ賞で最多9部門受賞し、同年スペイン年間映画興収No.1という大ヒットを記録した注目作。

今回、本作のサウンドトラックCDの発売が決定した。音楽を担当するのは、バヨナ監督の前2作『永遠のこどもたち』『インポッシブル』の音楽を手掛け、近年では『クリムゾン・ピーク』や『高慢と偏見とゾンビ』など、幅広いジャンルの映画音楽を手掛けるスペイン出身のフェルナンド・ベラスケス。チェロ奏者として活躍するベラスケスの音楽は、バイオリンやチェロがフィーチャーされた美しくも切ない音楽でストーリーを盛り上げる。また、エンディングで印象的に流れるイギリスのロックバンド、KEANE(キーン)の「Tear Up This Town」も収録。2012年に発売された「Disconnected」のミュージックビデオをバヨナ監督が務めてから親交があり、バヨナ監督自身何度もキーンのコンサートに足を運んでいたという。映画構想の段階から監督が楽曲提供を直々に熱烈オファーし、KEANEは活動休止中にも関わらず、楽曲を提供することが決定した。

エンディングテーマは書き下ろしで、主人公コナーの心情を歌ったかのような映画にぴったりの楽曲となっている。バンドのメインコンポーザーであるティム・ライス=オクスリーは「今回の曲作りはとても魅力的なプロセスだったよ。2年前、まだ映画が完成する前の簡易な映像をバヨナに見せてもらい、どんな音楽がこの映画に必要なのか彼と長い時間話し合ったんだ。そして、この物語から語られる精神を理解するための制作期間をたっぷりもらった。バヨナと彼のチームは映画についてとても情熱的で、僕も絶対に素敵な歌を作らなきゃいけないと思ったんだ。久しぶりにスタジオに戻ってきてメンバーと音楽を制作できて楽しかったよ」とコメントしている。

怪物はささやく サウンドトラック

アーティスト:フェルナンド・ベラスケス
発売日:2017年6月9日(金)
品番:RBCP-3193
JAN:4545933131934
価格:2,400 円(税抜)
ジャンル:サウンドトラック

映画『怪物はささやく』は2017年6月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開!
監督:J.A.バヨナ
原作・脚本:パトリック・ネス「怪物はささやく」(あすなろ書房刊)
出演:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、リーアム・ニーソン
配給:ギャガ
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