武器を持たずに戦地に赴いた男がもたらした奇跡―『ハクソー・リッジ』の“映画が2分で分かる”特別映像が解禁され、併せて各界の著名人からコメントが到着した。

第二次世界大戦の激戦地、難攻不落の〈ハクソー・リッジ〉。150メートルの断崖でたった1人で75人もの命を救った男は何ひとつ武器を持たず、手にしていたのはモルヒネと包帯だけだった。アカデミー賞6部門ノミネート&《編集賞》《録音賞》の2部門受賞。監督は『アポカリプト』以来10年振りとなるメル・ギブソン。主人公デズモンド・ドスを演じるのは、アンドリュー・ガーフィールド。戦争映画の常識を塗り変える衝撃作が誕生した。

今回、“2分でわかる『ハクソー・リッジ』”特別映像が解禁された。激戦の舞台となった沖縄・前田高地=ハクソー・リッジで、人を殺してはならないという信念を貫いて、75人者負傷兵の命を救ったデズモンド・ドスの人物像を紹介する本映像。リアルな描写にこだわったメル・ギブソン監督のコメントを交え見応え充分な内容となっている。

また、本作『ハクソー・リッジ』の日本公開に向けて、いち早く作品を鑑賞した著名人からコメントが到着した。

鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)コメント

メル・ギブソンが戦争を描くとこうなる。信じるモノがあれば、人は強く、強くなれる。

塚本晋也(映画監督・俳優)コメント

自ら行動を起こし“神様”を振り向かせた、アンドリュー・ガーフィールド演じるデズモンド・ドスに共感します。第二次世界大戦、沖縄戦の実態を描いたこの映画は、老若男女問わず今を生きる人たちに観てほしい作品です。
(※映画ナタリー インタビューより抜粋)

⼩島秀夫(ゲームクリエイター)コメント

銃をメガホンに持ち替えた監督メル・ギブンソンが、銃を持たずに激戦地(ハクソー・リッジ)へ赴く衛生兵の勇姿と戦争の矛盾を描いた。事実と真実から目を逸らさず、これまでにない手法と衰えぬ視線を手放さないメルにしか撮れない、まったく新しい戦争映画だ。

内田忠男(国際ジャーナリスト)コメント

凄惨酸鼻を極めた沖縄戦の戦場で、自らは決して銃を取らず、他人(ヒト)の生命を救うことに献身する男がいた。全身全霊という言葉さえ軽過ぎる至高の行動―演技、映像、迫力すべて圧倒的。

久米宏 コメント

こんな物凄い戦闘シーンは見たことがない。でも、これは戦争映画じゃない。人間の信念、本物の信念を、メル・ギブソンはひたすら追求している。
PS1 沖縄の地上戦でこの戦いがあったことを知らなかった
PS2 主演の俳優は アンソニー・パーキンスの生まれ変わりかと思った
PS3 これが実話だと知って 神を信じてみようと思った

草野仁(キャスター)コメント

本当の勇気とは何なのか?戦場では人は自らの生命(いのち)を第一に考える。なのに究極の激戦場で敵味方を問わず兵士の命を救うことに精魂を込めた衛生兵がいたとは!驚きと感動の映画だ。

映画『ハクソー・リッジ』は2017年6月24日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国で公開!
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、レイチェル・グリフィス、ヴィンス・ヴォーン
配給:キノフィルムズ
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016