武器を持たずに戦地に赴いた男がもたらした奇跡―『ハクソー・リッジ』の“メル・ギブソン監督や共演者がアンドリュー・ガーフィールドについて語る”特別映像が解禁された。

第二次世界大戦の激戦地、難攻不落の〈ハクソー・リッジ〉。150メートルの断崖でたった1人で75人もの命を救った男は何ひとつ武器を持たず、手にしていたのはモルヒネと包帯だけだった。アカデミー賞6部門ノミネート&《編集賞》《録音賞》の2部門受賞。監督は『アポカリプト』以来10年振りとなるメル・ギブソン。主人公デズモンド・ドスを演じるのは、アンドリュー・ガーフィールド。戦争映画の常識を塗り変える衝撃作が誕生した。

今回、メル・ギブソン監督や共演者が主演のアンドリュー・ガーフィールドを語る特別動画が解禁された。本作でメガホンを取るメル・ギブソン監督は「アンドリューは優秀な若手俳優だ。彼はなぜか22歳にも32歳にも見える。年齢を気にさせない独特の雰囲気があるんだ。どこにでもいそうな男で典型的な英雄タイプじゃない。だが内面は違う。信念や信条を持ち筋が通った人物だ。だからドスという人を理解し表現できたんだ。何より才能あふれる素晴らしい俳優だ」と大絶賛。アンドリューへの敬愛の念を感じ取れるようなコメントを寄せた。

「アンドリューは目立たないところで大変な努力をしている」と語るのは武器を持たないドスに「人を殺すのが戦争だ」と告げる上官グローヴァー大尉を演じるサム・ワーシントン。アンドリューの「真実への探求心と誠実さは実にすばらしい。キャラクターの芯を理解して発展させることができる。自分とはかけ離れたドスの本質を見事に表現した。見た目だけでなく話し方や仕草まで真に迫っていてリアルなんだ。彼のような俳優を見るのは楽しい」と、シリアスな場面から激しい戦闘シーンまで、共演を楽しんだ様子。

さらに「彼は“デズモンド”そのもの」と興奮するのは“ドスと運命的な出会いをするヒロイン”、ドロシー役のテリーサ・パーマー。「映画の中の彼を見ているとゾクゾクする。俳優がセリフを言っているとは思えなくて、役柄そのものに見える。この映画の中で彼は本当に輝いているし、演技力を惜しみなく見せてくれた。だから彼を失望させないよう精一杯演じた。現場が最高の演劇学校だった」と、アンドリューが体現したドスの演技が、ヒロインのドロシーを演じる上で大きなプレッシャーになったことを告白した。

また、『沈黙 -サイレンス-』で共演したオスカー俳優リーアム・ニーソンも、独自のアプローチで役柄になりきるアンドリューの演技スタイルを「デ・ニーロやダニエル・デイ=ルイスのように役になりきる。彼は本物だ」と賞賛している。武器を持たずに戦地に赴き、誰よりも“強い”信念を見せたデズモンド・ドスの知られざる真実が、アンドリューの好演により今明かされる。

映画『ハクソー・リッジ』は2017年6月24日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国で公開!
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、レイチェル・グリフィス、ヴィンス・ヴォーン
配給:キノフィルムズ
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016