”絶対に怒らせてはいけない男”がまた生まれた―『リベンジ・リスト』の公開を記念して、映画評論家や関係者を中心に“マイ・トラボルタ・リスト”を調査し、1位には『フェイス/オフ』が輝いた。

かつて凄腕の工作員だったが今は無力な中年男が、最愛の妻を理不尽に殺害された事をきっかけに復讐に目覚めていく復讐劇をリアルに描く、映画史上最も激しい怒りに突き動かされた壮絶なアクション・エンタテインメント。メガホンを取るのはチャック・ラッセル監督。屋外でのゲリラ撮影も多く行われた本作では熟練の技ならではの、スタイリッシュな戦闘シーンも圧巻となっている。主人公の中年男スタンリー・ヒルを演じるのは名優ジョン・トラボルタ。圧倒的な戦闘力で悪党を駆逐する復讐に取り憑かれた最強の中年男をほぼ全編スタント無しで熱演。

今回、本作の公開を記念して、映画評論家・ライター・映画関係者にアンケート調査を実施。「あなたの好きなトラボルタ作品」=“マイ・トラボルタ・リスト”が発表された。一番支持を集めたのは、今年で製作20周年を迎え、今なおアクション映画の大傑作と語り継がれる『フェイス/オフ』。かつて自分の幼い子供を殺した最大の仇であるニコラス・ケイジ扮するテロリストと奇しくも顔を入れ替えることになったジョン・トラボルタ演じるFBI捜査官の絶望からの狂気、復活を描き、現在の彼のアクションの原点とも言える本作。監督のジョン・ウーが「ハリウッド進出して初めて自分の好きな様に撮れた」と誇ったと言われる、世界的にも大ヒットしたアクションの記念碑的作品だ。

以下、ベスト5は下記の通り。
第1位『フェイス・オフ』(日本公開:1998年)
第2位『パルプ・フィクション』(日本公開:1994年)
第3位『サタデー・ナイト・フィーバー』(日本公開:1978年)
第4位『ヘアスプレー』(日本公開:2007年)
第5位『ブロークン・アロー』(日本公開:1996年)

ギャングの殺し屋を演じ、カンヌ映画祭でグランプリも獲得した『パルプ・フィクション』、トラボルタの風貌やダンスが世界的社会現象にもなった『サタデー・ナイト・フィーバー』、まさかの女性役を演じた『ヘアスプレー』など様々なジャンルの役をこなしてしまうジョン・トラボルタの凄さを改めて感じさせる作品リストとなった。

映画『リベンジ・リスト』は2017年6月17日(土)よりシネマート新宿ほか全国で公開!
監督:チャック・ラッセル
出演:ジョン・トラボルタ、クリストファー・メローニ、アマンダ・シュル、サム・トラメル、パトリック・セント・エスプリト、レベッカ・デモーネイ
配給:ギャガ・プラス
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