プチョン国際ファンタスティック映画祭の様子

ファンタジックでミステリアスな大人のための上質なラブストーリー『風の色』が2018年正月第二弾で全国で公開されることが決定した。

本作は、流氷の北海道・知床と東京を舞台に、同じ容姿の2組の男女が織りなす神秘的で幻想的な「愛」の物語。主演を務めるのは、日本をはじめ、中国などのアジア全域で人気の古川雄輝、ヒロインには1万人のオーディションから選ばれたシンデレラ・ガール・藤井武美。それぞれが1人2役という難しい役どころを演じた2人を、竹中直人、袴田吉彦、中田喜子らが支える。監督・脚本は、『猟奇的な彼女』、『ラブストーリー』、『僕の彼女はサイボーグ』などのヒット作で知られるクァク・ジェヨン。

さらに、本作は韓国・富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭で特別招待作品に選ばれ、7月13日に行われたレッドカーペットには、クァク・ジェヨン監督、古川雄輝、藤井武美が参加。特に中国版ツイッターWeiboのフォロワー数が100万人を突破するなど人気を誇る古川の登場に、沿道を埋めたファンからは大歓声が寄せられた。

クァク・ジェヨン監督 コメント

10年前の2007年から準備した本作が、日本で公開されることが決まり感無量です。特に、ここ韓国・富川(プチョン)の映画祭で一番初めに上映されることを大変嬉しく思います。上映チケットが1分で売り切れたということで、驚きと同時にとても嬉しい気持ちでいっぱいです。多くの観客と会場で会えることを楽しみにしています。私の新作「風の色」を、みなさんが気に入ってくださることを期待しています。

古川雄輝 コメント

日本公開が発表できて嬉しいです。すごくいい作品が出来たので、たくさんの方に見てもらいたいです。今回は、海外のレッドカーペットに招いていただき光栄です。海外の方の反応が楽しみでワクワクしています。みなさんと共にこの映画祭を楽しみたいです。

藤井武美 コメント

今作では、ヒロインに選んでいただいたり、北海道での撮影だったり、海外のレッドカーペットに参加させていただいたりと、初めてのことばかりで、とても光栄に思い、感謝しています。頑張ったので、自信はあります。たくさんの方々に見て頂き、どうのように受け取ってもらえるかとても楽しみです。

「もし、別の次元にこの世界とまったく同じ世界が存在し、そこに自分とまったく同じ人間が生きているとしたら。そして、その二つがある瞬間につながってしまったら・・・」。人はなぜ生き、そして愛するのか。流氷の北海道・知床と東京。そこで生きる二組の男女。二つの世界が交錯し、結ばれる愛の先には―。人間の存在の本質を、ミステリータッチで紡ぎながら贈るラブストーリー。


映画『風の色』は2018年正月第二弾としてTOHOシネマズ日本橋ほか全国で公開!
監督・脚本:クァク・ジェヨン
出演:古川雄輝、藤井武美、石井智也、袴田吉彦、小市慢太郎、中田喜子、竹中直人
配給:エレファントハウス/アジアピクチャーズエンタテインメント
©「風の色」製作委員会