『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督が6年ぶりに来日し、7月31日(月)に都内で記者会見を行った。

『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』以来、6年ぶりの来日となるエドガー・ライト監督。日本のゲームやアニメ文化の影響が観られた同作に続き、本作ではスバルのインプレッサWRXが派手なカーチェイスを繰り広げるなど日本車が多数登場する。今回、ライト監督たっての希望で実現した来日。

本作では“音楽”が重要な要素を持っているが、実際に劇中と同じ音楽を流しながら撮影したといい「(主人公の)ベイビーだけが聞いていた場合はヘッドフォンをつけ、すべての登場人物が楽曲に反応するシーンではイヤーウィックをつけてカメラから映らないように音楽を聞きながら演技をしてもらった」とこだわりを見せたライト監督。また、親交の深いウォルター・ヒル監督からアドバイスは?という問いにライト監督は「『ベイビー・ドライバー』のことを話すこと自体緊張した。アドバイスはもらわなかった気がします」と明かし、さらに「試写やプレミアにお誘いをしたけどなかなか来てもらえなかったので“見たくないのかな”と心配していたら『お金を払ってみたいんだ。初日に行くよ』と言ってもらい、実際に初日に自腹で観ていただきました」と語った。

また、主人公のベイビーとライト監督との共通点について「(ベイビーを演じた)アーセルは僕より全然背が高い(笑)」と冗談を交えつつ「共通点は音楽に対する情熱。音楽を聞きながら運転をするのが大好き。音楽はインスピレーションを与えてくれるし、モチベーションを高めてくれる」と語った。

さらに、本作の大ヒットによって続編を望む声が上がっていることについて「公開前から話はいただいていた。制作をしているのが楽しくて仕方がなかった。キャラクターがどうなるのかに興味がある。決定しているわけではないのですが、そういう話もチラリと・・・」と期待を持たせた。また本作でも影響を受けているという日本での映画制作については「ぜひ作りたいと思っています。そのためにはピッタリとくる物語に出会うことが出来れなければと思います」と日本での撮影に興味を持っていることを明かした。また、日本映画については「10代の時には北野武監督の作品をよく見ていた。今はLAに住んでいるけど、ロンドンいたときのほうががいこ億映画に触れることが多かった」と残念そうにコメントした。

犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー=通称ベイビーは、iPodで音楽にノって天才的なドライビングテクニックを発揮する。ある日、運命の女の子と出会い足を洗うことを決意するが、そのことを組織のボスに知られ、無謀な強盗に手を貸すことに―。主人公ベイビーには、甘い顔立ちで世界中の女性を虜にするアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』でみずみずしい演技を見せたリリー・ジェームズ。またベイビーとチームを組むメンバーに、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、チームをまとめるボスにヴィン・スペイシと豪華キャストが集結している。

映画『ベイビー・ドライバー』は2017年8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント