篠崎こころ・安城うらら主演映画『Noise』がイギリス・ロンドンで開催される第25回レインダンス映画祭コンペティション部門にノミネートされた。

秋葉原で起こった連続殺傷事件をモチーフに、社会で生きる人々が抱える孤独や闇を描いていた本作。ミスiD2015にてミスiD賞を受賞してマルチに活躍中の篠崎こころと、「勇者」と「アイドル」を融合した新感覚アイドルグループ「オトメブレイブ」のメンバー・安城うららがダブル主演を務める。監督は本作が劇場長編映画デビューの松本優作。小規模予算ならがも、4Kカメラを使用して撮影され、秋葉原の街と人々の織り成すドラマを密度の高い映像と繊細な色彩で表現している。

今回、本作がノミネートされた第25回レインダンス映画祭コンペディション作品賞部門には、熊切和善監督『武曲 MUKOKU』、瀬川浩志監督『たまゆらのマリ子』の3作品の邦画作品がノミネートされている。今回のレインダンス映画祭の応募総数は、120 の国・地域から7500作品で、そのうち10作品がコンペディション作品賞部門にノミネートされており、審査員はジェイミー・キャンベルバウアー、ジャック・オコンネル、ショーン・ビーン、クリストファー・エクルストンなどをイギリスで名高い俳優が名を連ねている。

第25回レインダンス映画祭は、2017年9月20日(水)~10月1日(日)の12日間に、イギリス・ロンドンで開催される。また本作品は、本年7月に埼玉県で開催されたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭長編部門、8月下旬に行われるカナダ・モントリオール国際映画祭1stフィルムコンペディション部門に続き、三回目の国際映画祭のノミネートとなる。