空知英秋から中国公開に向けたメッセージ

天下無敵の痛快アクションエンターテイメント『銀魂』が中国で8,000館12,000スクリーンの超大規模で9月1日に公開されることが決定した。

累計発行部数5,100万部を突破する週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック「銀魂」(空知英秋)を実写映画化した本作。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、主演の小栗旬をはじめ豪華キャストが集結。江戸時代末期、日本の鎖国を解放したのは、黒船ではなく宇宙船だった―。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った新八と神楽が営む万事屋(よろずや)の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか?

今回本作の中国での公開日が9月1日に決定した。公開館数は8,000館、上映スクリーン数は12,000スクリーン以上を予定しており、実写邦画作品としては史上最大規模での公開となる。公開にあたり、原作者の空知英秋より中国のファンに向けて「銀ちゃん」の原画が贈られ、さらに中国語で「请多支持=応援宜しくお願い致します」とメッセージも添えられた。過去の福田雄一監督作品でも最大級の公開となり「公開されるスクリーン数を聞いて、日本と桁が違いすぎて全く想像がつきませんでした。中国でも銀魂は大人気と聞いております。実写版もなんとかご期待に応えられるものになっていることを祈るばかりです」とコメント。また、本作のエグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦は「『るろうに剣心』シリーズ、『デスノート』シリーズなどのこれまでのワーナー・ブラザース映画の大ヒット作品と比べても桁違い(しかも二ケタ)に大規模な公開です。日本国中に約3,400スクリーンしかない中、その4倍近いスクリーンで『銀魂』が上映されると思うとわくわくします。コメディ作品はグローバルに広がりにくいという映画の常識を『銀魂』が覆してくれました!」とコメントを寄せた。

「銀魂」ブランドは中国でも大きな影響力を持つが、そのなかでも、実写映画「銀魂」は大きな脚光を浴びている。小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、堂本剛などの俳優陣が中国での知名度が高いため、キャストのファンはもちろん、原作ファンも劇場公開への要望が多い。「銀魂」は過去に中国のSNSで話題1位を獲得したことがあり、また中国の検索ランキングのアニメジャンルでは、トップの座に君臨した実績を持つ。「銀魂」アニメシリーズが2011年、漫画は2012年にそれぞれ中国で公開・発売され、ギャグ、熱血、悪ふざけといった独特な作品性で中国ファンから好評を得ている。

公開に向けたプロモーションにも力が入っており、中国の宣伝総括会社フェニックスは、6月上旬に来日しキャストと監督のインタビューを敢行し、製作や出演に関するエピソードをいち早く中国の30社以上の主流メディアや動画配信サイト、テレビ、ラジオなどに拡散している。アジアでもすでにここまでで台湾、シンガポール、ベトナム、タイにおいて大規模で公開され好評を得ている本作。先週には、香港で封切られ、今後もフィリピン、インドネシア、マレーシアなどでも続々と公開される。また、アメリカ、ヨーロッパへも広がっており、アメリカ、カナダ、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、中南米でも配給が決定されている。

映画『銀魂』は全国で公開中!
監督・脚本:福田雄一
原作:空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
©空知英秋/集英社 ©2017 映画「銀魂」製作委員会