豪華キャスト集結のスタイリッシュ・スパイアクション『アトミック・ブロンド』の“迫力満点のカーチェイスシーン”の本編映像が解禁された。

1989年、東西冷戦末期のベルリン。世界情勢に多大な影響を及ぼす極秘情報が記載されたリストが奪われた。主人公の女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役で高い評価を受けているシャーリーズ・セロン。友人のキアヌ・リーブスとトレーニングを重ね、激しいアクションに生身で挑んだ。共演には、演技派俳優ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ、さらにジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズなど実力派俳優が脇を固める。監督は『デッドプール』の続編監督に決定しているデヴィッド・リーチ。

今回、シャーリーズ・セロン演じるロレーン・ブロートンが東ドイツ国家保安省シュタージのスパイグラスを隣に乗せ、ベルリンの町中を爆走するシーンの本編映像が解禁された。カーチェイスの臨場感を演出するべく、特別な車体カメラ装置があらゆる角度を網羅するように設置され、観客は車の中も見ることができるように撮影されたというこのシーン。スタント運転手のアンドリュー・コンリーは「カメラ装置は基本的に電動式のトレーラーになっていて、運転手は画面外で運転を油圧操作できるので、役者はスクリーンに映っている車の中に映っていられる。車内にはジンバルを装着したミニカメラを搭載したので車内全体をパンすることが出来た。運転手の操作位置は変更可能で、おかげでどの角度からも柔軟に撮影できるようになった」と語っている。

その装置には5人のスタッフが乗れて、見えないようにフロントガラスのワイパーや窓やカメラを操作し、カメラはテイクの間、焦点を調整することも。カーチェイスのチームは何日か広いスペースで練習を重ね、動きやルートを完璧にマスターし、町中での撮影に挑んだ。フロック・オブ・シーガルズの「アイ・ラン」にも注目。『ラ・ラ・ランド』でも使用されていた本楽曲ですが、ベルリンの道路を“逃げる”ロレーンとの相性ばっちりの楽曲だ。ロレーンは何から逃げているのか、果たして無事に目的地に着くことはできるのか―。

映画『アトミック・ブロンド』は2017年10月20日(金)より全国で公開!
監督:デヴィッド・リーチ
出演:シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ、ジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズ
配給:KADOKAWA
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