究極のノンストップ・クライムアクション・エンターテインメント『MASTER/マスター』のキム・ウビンが絶体絶命の状況を迎える本編映像が解禁された。

日本でも高い人気を誇るイ・ビョンホンが、韓国史上最大規模の金融投資詐欺事件の主犯という大悪人に挑戦するクライムアクション。ハリウッド映画でも活躍する国際派俳優イ・ビョンホンの相手役には、『華麗なるリベンジ』のカン・ドンウォン。さらに、『二十歳』などで人気のキム・ウビンと韓国の3大スターが競演する。監督は『監視者たち』のチョ・ウィソクが務める。また、本作では韓国映画史上初となるフィリピンでのロケが行われた。実際の警官と警察車両も多数登場し、ダイナミックなアクションシーンに注目だ。

今回解禁された本編映像は、カン・ドンウォン演じる知能犯罪捜査班長キム・ジェミョンと、イ・ビョンホン演じる金融スペシャリストのチン会長が潜伏先のマニラで対峙するシーンから始まる。時間差でチン・ギョン演じるワン・ネットワーク広報理事の通称“キムママ”もアジトに到着するが、彼女の裏切りに気づいていたチン会長は部下に「溺れたら誰を助けるかって・・・決めろ」と殺害の命令を下す。何か異変を感じ、後ろを振り向くも時すでに遅し。手下は躊躇なく引き金を引く。一方、車内にはキム・ウビン演じる、天才ハッカーのパク・ジャングンが身を潜めていた。車窓からキムママ殺害現場を覗き込むその顔は真っ青で、額からは大粒の汗が流れる。必死にキーボードを叩くその背後から「また会ったな」というチン会長の部下の声が聞こえ、ゆっくりとパソコンを閉じる。逃げ場のない車内で絶対絶命な状況に陥り、この先どんな運命が待ち受けているのか―。

キム・ウビンは天才ハッカーを演じるために、パソコンのショートカットキーなどキーボードを叩く仕草を考え出し、新しく挑戦している。さらに「撮影中はグリーンスクリーンだったので、私は自分が何をタイプしているのか見えなかったので、それを頭の中で可視化する必要がありました」と撮影中の苦労も語る。イ・ビョンホンやカン・ドンウォンという大先輩たちとの競演でも全く引けを取らない堂々たるキム・ウビンの演技に釘付けになるだろう。

映画『MASTER/マスター』は全国で公開中!
監督・脚本:チョ・ウィソク
出演:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン
配給:ツイン
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