200万年前に実在した超巨大ザメ“メガロドン”が現代に甦る―『MEG ザ・モンスター』に主演のジェイソン・ステイサムが本作の魅力を語った。

地球で最も深い海とされるマリアナ海溝を超える深海で、海洋探査チームが発見したのは、なんと200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ“MEG(メガロドン)”だった―。全長23M、体重20トン、歯は25cmという想像を絶する巨体を誇る深海から目覚めたMEGは、人類に牙をむき、恐怖の渦に陥れる。果たして人類はこの恐怖に立ち向かうことができるのか―。深海レスキューダイバーのジョナス・テイラー役としてジェイソン・ステイサムが主演を務め、『ナショナル・トレジャー』のジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとる。

『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』などでアクション俳優代表として名を馳せるジェイソン・ステイサム。今回、本作の魅力についてたっぷりと語った。

本作のどこに魅力を感じたのかを聞くと「水中の世界が舞台である事と、スキューバダイビングへの愛があるからこの作品に魅力を感じたんだ。これはぜひとも出演したい!と思った。それにいい変化だとも思ったよ。たぶん、俺にとってこれが銃を持って走り回っていない初めての作品になったはずだからな(笑)」と冗談交じりに話すステイサム。

続けて、「俺の趣味はダイビングだ。いつでも海に近い場所にいて、時間があれば、マスクとフィンをつけて潜りたい。ダイビングはな、信じられないほど穏やかな気持ちになれるんだぞ。特に自分で水の中が心地良くなるところまでいくとね、ヤバイ。他では見られない生物たちと指の先ほどの距離まで近づくことができるんだぜ!そしてどんどん経験を積むうちに、サメのような危険な要素を持つヤツらを求めるようになるんだ」と明かし、本作の撮影前には大量のサメと一緒に泳ぐというステイサムならではの役作り(!?)にも挑んだという。

また、「スキューバダイビングが大好きだ!水中のシーンが多いから、この役ならキチンと演じられる、と確信した。それにいろんな意味でいい事にも恵まれたんだ。ちょうどこの作品の休暇の時にフィジーまでダイビングに出かけて、獰猛なサメに手でエサをやったんだ。あれは過去10年のスキューバ歴の中でも最高の経験だったぜ!」とまさに水を得た魚のよう。さらに「スキューバにはかなりの自制心、集中、そして自信が必要になる。水の中のシーンを撮影するのは超難しい。そうした状況では自分のスキューバダイビングの経験が大きな役に立った。スキューバはもう何年も前に習ったんだ。当時の俺の指導者というのが、タフな軍隊スタイルのインストラクターで、予告なしに急に俺の水中マスクをはぎ取るような、いささか“予想外”なことをするヤツだったんだ(笑)かなりハードな特訓だったけど、そのおかげでスキューバの虜になったな」と“スキューバ愛”が溢れ出して止まらない。

本作に登場する200万年以上前に絶滅したと思われている巨大ザメ“MEG”については「海はとてつもなく広大だろ?多くの人がその下に何がいるかを考えるだけで恐怖を抱き、瞬時に最悪の事態を想定するはずだ。特にサメは容赦ない。海で泳ぐ者たちはホオジロザメを恐れている。だからその3倍も4倍もデカイ“MEG”みたいなヤツらなら、どんなことになるか、、、想像するのは簡単だろ?・・・絶対に追いかけられたくなんかないね!」と“地上最強哺乳類”の一人ジェイソン・ステイサム”らしからぬ弱音な発言も飛び出した。

タッグを組んだジョン・タートルトーブ監督については「ジョンは本物のコメディアンだ!常に肩の力が抜けていて、一緒にいていつでも楽しいイイやつだよ。一大アクション映画の監督という重責を背負っているはずなのに、いつも現場ではにこやかだったね。とても楽しく映画作りをすることができたのはジョンの功績だ!」とチームワークの良さを垣間見せた。

映画『MEG ザ・モンスター』は2018年9月7日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:ジョン・タートルトーブ
原作:スティーヴ・オルテン「THE MEG」
出演:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、マシ・オカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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