誰も知らないマリア・カラスがここに―『Maria by Callas(原題)』が『私は、マリア・カラス』の邦題で12月より公開されることが決定した。

音楽史に永遠に輝く才能と絶賛されたオペラ歌手、マリア・カラス—。いちど聴けば忘れられない世界にひとつの歌声と、高度なテクニックを自在に操る歌唱力、役柄とひとつになる女優魂、さらにエキゾティックな美貌と圧倒的なカリスマ性で、聴衆をとりこにした不世出のディーヴァだ。没後40年にして初めて紐解かれる彼女の人生を綴った本作。

トム・ヴォルフ監督は3年に渡る〈真のマリア・カラスを探す旅〉で、彼女の未完の自叙伝やこれまで封印されてきたプライベートな手紙、秘蔵映像や音源を入手。自宅でリラックスする素顔や友人たちと豪華クルーズを楽しむ姿を収めた8ミリや16ミリのプライベートフィルム、熱狂的なファンが無許可で撮影したパフォーマンス、放映ではお蔵入りとなったTVインタビューなど、劇中の実に50%以上が“初公開”素材で構成されている。これまではモノクロでしか見られなかった映像も写真を基にカラー化し、世紀の歌姫が鮮やかに蘇る。

未完の自叙伝で語られる言葉、友人や愛する人に宛てた手紙は、『永遠のマリア・カラス』でカラスを演じたファニー・アルダンが命を吹き込むように朗読。スキャンダルやバッシングの嵐の中、プロフェッショナルとしての信念を胸に、倒れても歌うことを諦めなかった壮絶な“カラス”と、ひとりの女性として愛を切望し、千々に心乱され苦悩しながらも全てを受け入れようと変化していく“マリア”—―葛藤するディーヴァの真実の姿が、初公開映像と、彼女自身の【言葉】と【歌】で綴られる作品となっている。

予告編

映画『私は、マリア・カラス』は2018年12月よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次公開!
監督:トム・ヴォルフ
配給:ギャガ
© 2017 – Eléphant Doc – Petit Dragon – Unbeldi Productions – France 3 Cinéma